- Amazon.co.jp ・マンガ (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784267014420
感想・レビュー・書評
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黄巾の賊は滅んだが、漢は十常侍の思うまま腐敗堕落
地方の将軍の群雄割拠、みんな虎視眈々とその時を探っている
妹を帝の妃として地位を得た何進も十常侍の企みに倒れ
その十常侍も董卓にやられる
董卓は、陳留王を帝として推し、政治を我が物としようと企て、そのため丁原将軍の養子呂布を何とか味方につけようと有名な赤兎馬を送り、養父を殺めさせる
董卓も呂布も知恵が足りない
それだけの人物だったのかとは、毎回読むたびに思う
三國志の劉備と並んで主人公ともいうべき曹操の登場
暴虐非道の董卓を倒すべく野に下り、その時を待つ
俺のいうことは正しい
俺のなすことも正しい
俺が天下に背こうとも天下の人間が俺に背くことは許さん
曹操の傍若無人ぶりが見え隠れし不気味で危険すら感じる
この巻では劉備・張飛・関羽は、最初しか登場しない
三人は一旦別れ、流浪の身となり、再会を誓う詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まさかの張角病死で黄巾賊全滅!これでひと段落と思いきや、十常侍が帝を操り政治は腐ったまま!活躍をしたはずの劉備も城外で散々待たされた挙句、片田舎の警察署長に追いやられる。しかも、そこに現れる帝の使者・督郵は賄賂を拒否した劉備を偽の罪状で訴えようとする。なんという仕打ち!これは張飛じゃなくてもブチ切れる。
「賊を討つ奴は現れても役人をこらしめる者は現れん それをいいことに悪の限りを尽くす しかし今日こそ思い知らせてやる 人のなしえぬ正義をなし 人の逆らえぬ権力に逆らう それが張飛よ」
いいこと言った!と思いつつ、やりたいことやってるだけのような(笑) ただ、劉備たちが本当に国のために何が出来るかを考えるいい機会にはなったんだよね。
その一方で、十常侍に操られていた霊帝が息を引き取り、朝廷は大混乱。「とてもつらい」のスタンプはよく使わせてもらっています!娘を帝に差し出したことから、肉屋から一気に大将軍へと引き立てられた何進(かしん)。別の妃から誕生した二人の後継ぎ。こんなの揉める要素しかない。部下として袁紹も登場。何進は家臣であったならよかったものを、器でないことをするとロクなことにならないというか…。やったことはやり返されるものなんだと。
陳留王を担ぎ、権力を狙う董卓はその隙を見逃さず朝廷へと入り込む!そこに現れる呂布!赤兎馬と旧友の言葉に誘惑されて、育ての親・丁原を斬る!「志ある者はわしに続け」とか言ってるけど、どこに志があんねん!ってツッコみたくなる。董卓に呂布!このコンビを暗殺しようと企むは曹操!乱世の奸雄!自分の理と利に貪欲で正直なところが恐ろしい。
「俺の言うことは正しい 俺のなすことも正しい 俺が天下に背こうとも天下の人間が俺に背くことは許さん」
こんな奴に権力を持たせたらあかん(笑) 助けてくれた呂伯奢たちを勘違いで皆殺しとかヤバすぎる。かなり衝撃的な事件だよね。しかし、この曹操が董卓を倒す機運を上げていく──。 -
十常侍が思うがままの腐敗した悪政。
がんばれ劉備!と思うも警察署長の身ではままならず、
志から離れる枠になぜ留まるの?と思っていたら
さすが関羽様っ♡やっと間違った場所を捨て
志を新たに!と思ったらものっすごい追手が[iдi]
涼秋の八月に!と、話は一旦劉備を離れて朝廷へ。
十常侍、何進将軍、董卓…いい人は出てこないんだろうか…、
と思ったところに丁原っ。やっと少し良心のある人がっと
思ったら、呂布ーーーーー[´iωi`]
天下無双の豪傑!と思ったら、また悪巧み…。
そして現れる曹操っ!
と思ったら、これまた…。陳宮がんばってっっ。
いい人がいても董卓の前に敗れ…。
唯我独尊、董卓討つべし!!
悪役ばかりでもうイヤだぁー、関羽様早く戦線に帰ってきてー! -
群雄割拠の後漢時代に始まった英雄譚の第2巻。黄巾賊討伐に功績のあった劉備に対する褒章は、田舎の警察署長の職でしたが、賄賂と汚職が蔓延る官職を見限り、新たな闘志を抱いて旅立つ劉備らでした。いまひとり黄巾賊の征伐軍で名を挙げ、天下の乱れを正すため立ち上がった男、曹操孟徳が登場してきます。この人物が三国志の本当の主人公であると言われる所以を、次の巻以降で探りたいと思います。
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董卓と曹操。二人のことがメイン。
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三国志を読んだことが無かったので、とりあえず、漫画で読破してみた。
なのでシリーズ通しての感想です。
横山三国志なので、若干顔の作りが似通って見える。
また、蜀を主軸に置いており、その中でも桃園の義兄弟の絆を優先的に描く傾向がある上、連載の都合もあり、諸葛亮死後の蜀や、魏・呉・その他勢力のストーリーの一部が割愛されているように感じた。 -
何進将軍を見ていると、人の上に立つには、器というか、度量が必要だなと思った。
その器じゃないのに、たまたま勢いで上に立ってしまうと、こんな喜劇のような悲劇になるのかというのを、これでもかというくらいに見せつけてくれた。
曹操の突き抜けた感は、結構面白い。
今後に期待。
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まあまあ面白かったです。