- Amazon.co.jp ・マンガ (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784267014581
感想・レビュー・書評
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蜀の都成都まで残る要害は綿竹関のみとなった
法正は劉備に託された劉璋に降伏を勧める書簡を届けるが劉璋は即座にそれを破り捨て、敵国の張魯に援軍を求めるという下策に出た
劉備軍は綿竹関に駒を進め、孔明の策と劉備の誠意ある説得で蜀の李厳、費観や家臣が次々と劉備に降った
曹軍に敗れ、漢中の張魯のもとに身を潜めていた馬超と張飛の一騎討ちは見応えがあった
どちらも一歩も引かず互角の勝負
結局、劉備がどちらかでも命を落とすことがあってはならないと仲裁に入る
蜀の賢人といわれる李恢が劉備との間に立ち馬超に、
今、本当に戦うべき相手は父や弟たちの仇であり、漢の帝を蔑ろにしている曹操ではないかと、劉備の軍門に降るよう説得する
次々と賢人や武将が劉備の元に集まってくる
力でねじ伏せるのではなく、劉備の理想や嘘偽りのない誠実な態度がそうさせるのだろう
馬超が命を落とさなくてよかった そればかりでなく劉備の一家臣として関羽や張飛、趙雲とともに蜀のために戦うとは、これからがますます楽しみだ
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曹操軍に敗れた西涼の馬超(ばちょう)は、劉備と敵対する漢中の張魯(ちょうりょ)のところで身を潜めていましたが、劉備側から親兄弟の仇は曹操であることに目覚めさせられます。馬超は劉備を盟主と仰ぎ成都を陥落し、劉璋(りゅうしょう)を降伏させました。蜀を平定した劉備は、はじめて自分の国を持ち、ここに曹操の魏、孫権の呉の三国が形成されるのでした。一方、曹操の権勢は留まるところを知らず、西暦214年11月、反勢力の献帝一派、皇后を含む二百数十人の皆殺しを命じます。翌年には曹操の娘を皇后にたてる暴挙に出るのでした。
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曹操暴走。
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ついに劉備が蜀を。曹操が張魯を殺さなかったのはある意味凄い。
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三国志を読んだことが無かったので、とりあえず、漫画で読破してみた。
なのでシリーズ通しての感想です。
横山三国志なので、若干顔の作りが似通って見える。
また、蜀を主軸に置いており、その中でも桃園の義兄弟の絆を優先的に描く傾向がある上、連載の都合もあり、諸葛亮死後の蜀や、魏・呉・その他勢力のストーリーの一部が割愛されているように感じた。 -
孔明がかっこいいなと思いました。
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さすが甘寧!
けど、あの武器は怖いなあ。。 -
ここでも楊松がキーパーソンになる。
なんて魅力なんだ。
今のところ好きなキャラクターNo.1に躍り出た。 -
読了。
漢中を平定した曹操が楊松を打ち首にしたのが爽快。主君を売る奴を許さないという姿勢に好感が持てた。そういうふうに仕向けたのは彼なんだけど。
久しぶりに曹操に感心した。
呉の孫権と魏の曹操の戦いとなると、どっち応援しようか未だ迷うわ。
(170312)