グランデュードのまほうのコンパス

  • 潮出版社
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本棚登録 : 46
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784267022326

作品紹介・あらすじ

グランデュードの世界へようこそ! 
グランデュードはあっとおどろくまほうをかくしもつ、こわいものしらずの冒険家。

グランデュードがまほうのコンパスをつかえば、あっというまに、ちがう世界へひとっとび。
トビウオの背中にのったり、バッファローのむれをかわしたり、なだれからにげたり……
子どもたちといっしょに冒険の旅にでかけましょう!

世界中で愛される伝説的ミュージシャン、ポール・マッカートニーからの贈り物。
子どもも大人も、魔法のジェットコースターに乗っているかのように世界中をかけめぐったあとは、
ふかふかのベッドへ!
キャスリン・ダーストの生き生きとした絵が、ストーリーに命をふきこみます。

感想・レビュー・書評

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  • 「ビッグイシュー」を読んで知った。あの、ポール・マッカートニーが新作を作った。音楽じゃない。絵本だ。

    何が「あの」なのか、説明を始めたら書評がとっちらかってしまうのでやめます。原題は『H ey Grandude!』Grandudeは「渋いおじいちゃん」「かっこいいおじいちゃん」というような意味だ。上記雑誌によると、いつも孫に聞かせている話をそのまま絵本にしたんだそうだ。

    時々やって来ては、眠る前のお話を聴かせてくれるポールの姿やお話の内容が、お陰で、ありありと分かる。「まほうのコンパス」がぐるぐる回ると、世界の何処にでも直ぐに行くことができる、ってそれはポールだからとってもリアルだ。でも行ったらあり得ないことがどんどん起きるし、子どもたちはとっても危険な目に遭う。だけども、グランデュードがいるから大丈夫!

    ポールは、動物保護や環境問題にも精力的に取り組んでいる。社会問題にコミットしていない超有名アーティストなんて、探す方が困難だと私などは思う。あ、日本を見たら簡単か。あ、超有名じゃないから大丈夫なのか。それはともかく、上記雑誌で環境問題についてもポールは「若者はよくやっている」と楽観的だ。他にも危険なことは増えている。けれども、ポールはそう言うことは避けている。「世代が違えば、危険な種類も違ってくる。だからこそ、思いやりや愛する心を示し、生きていることの素晴らしさを伝えたいのです」ホントにそうだね!

  • ポール・マッカートニー作の絵本。冒険味溢れるストーリーで、絵がカラフル!とっても楽しかったです。

    時計とポストカードを使って、色んな場所に行きます。海や砂漠、草原、最後は自分の家。雨で退屈していた四人の子供たちを見事に楽しませたおじいちゃんは、その子達の救いの手だったかもしれませんね。おじいちゃんも凄くユーモアのある人で、子ども達のように遊び心を持ち合わせている人。夢の中でも5人で色んな場所へ出かけて、楽しんでる夢を見ている姿も可愛かったです。

  • ポール・マッカートニー作の冒険絵本。

    グランデュード(賢いおじいさん)が持っている魔法のコンパスを使うと…

    次々に冒険が始まります!

    こんな、おじいさんがいたら
    ホントーーーーに楽しいな♡と思っちゃいます。

    原文でも読んでみたい絵本です。

    (読み聞かせ時間:約8分)

  • 良かった

  • ポール・マッカートニー (著), キャスリン・ダースト (イラスト), いけもと なおみ (翻訳)

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著者プロフィール

1942 年、リバプール生まれ。同市で育ち、リバプール・インスティチュートで教育を受ける。14歳で最初の曲を書いて以来、他人と違うことを夢見た彼は、勇気を持ってそれを実行してきた。イギリス在住。

「2022年 『THE LYRICS』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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