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- Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
- / ISBN・EAN: 9784270100561
感想・レビュー・書評
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(上下巻合わせてのレビューです。)
たまたまmixiの書評サーフィンをしていて見つけた作家。
「海外版・服部真澄か!?」と思い、読んでみました。
このクリストファー・ライクという作家、なかなか。
もともとは銀行員だけあって、
金融の知識をうまくサスペンスにからめて、
ストーリーを作っている。
本作品は、投資銀行を設立した元軍人が主人公。
ロシアのベンチャー企業を上場させて、
会社の危機を救おうとするものの、
「そのベンチャーがまやかしではないか?」という疑念にかられ、
独自に調査するところから物語は始まっていく。
トータルで考えると、ちょっと非現実的なところもあるけれど、
エンターテイメントとして考えるととても面白い小説です。
映画とかにしても、ハマるかもしれません。
カタカナの登場人物がたくさん出てくる海外小説は苦手なんですが、
物語が面白いので何とか読み切れました。
他の作品も読んでみようと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
FBIの手を逃れ、ジュネーヴに着いたギャラヴァンとケイトはキーロフの不正の証拠を手に入れた。しかし、スイス警察に逮捕された後、キーロフ側に身柄を移される。ここからは、どう脱出をはかりIPOを阻止するかなのだが、なるほどこういう手で来たかという感じ。後半は話の展開も早く、没頭しやすい。
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