- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784270101315
感想・レビュー・書評
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「対面同席五百生」と「シンクロニシティー」って言葉だけは覚えておこう。
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人生とは旅をする事であり、人生自体が旅なんだと気付かされる本だと思います。
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感謝の気持ちを大切に
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元格闘家の須藤元気氏が、まだ現役時代だった、2005年春から夏にかけて行った、四国お遍路めぐりでの出来事や、旅の中で感じたこと、考えた事を綴った、旅行記。
文章は『おふざけ』と『まじめ』な内容が程良くブレンドされていて楽しく読めるし、写真満載なので、それこそ2〜3時間もあれば読了できる。
見た目通り(失礼)のちょっと斜に構えた視点からのシニカルな笑いや、見た目(失礼!)とは裏腹の、須藤氏の博識さや知的な一面をうかがい知ることができる。
旅の場面で自分をカリカチュア化して、読者の笑いを誘うのだが、これは、自分を第三者的な視点から眺めることができるという才能(知性)が須藤氏には備わっているからだと思う。
氏の他の著作も、今後機会があればぜひ読みたいと思わせてくれるような、楽しい作品だった。 -
お遍路の旅、それはきっと内省への旅。お遍路をできる時間的、経済的、精神的余裕があるのは本当にうらやましいです。日焼けは嫌だけど、年をとる前にこそやってみたい旅です。肉体的な強さと内面を深く豊穣させようという意思をもつ男の人は私の理想型の一つなので、憧れます。著者の骨太さが伝わってくる一冊。ついでに司馬遼太郎の「空海の風景」を読むきっかけにもなりました。
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元格闘家 須藤元気さんの本。
須藤さんは前から結構好きな人だったから、
「いつか本を読んでみよう」と思っていました。
で。
最近、直感的に「今、読もうぞよ!」と思ったから早速
読んでみることに。
須藤さんは何冊か本を書いていますが、この本が最初に
書かれたものです。
内容は、須藤さんが「今だ!」と思い立って行った
【四国お遍路】の時の話。
須藤さんが体験したこと、やったこと、出会った人、
考えたことなどなどが真面目に、そして面白く書かれて
います。
この本を読むまで、須藤さんは
「格闘家だけれども何かある人!」
くらいにしか思っていなかったし、「何かある人」だから
好きな人でもあったのですが……
この人、すごく本が好きで、向上心、行動力、ユーモアが
ある人なんだって思いました。
そして――
熱い!!!
私は、熱い人……暑苦しいくらいの人が好きなので、
ますます須藤さんに惹かれちゃいました^^
須藤さんは元格闘家だけれど、上にも書いたようにとても
本が好きな人なんだっていうのは、話の中でそういうことが
出てきたから、っていうのもあります。でも、それだけじゃ
なくて、使っている言葉、言い回し、文章のセンス、そんな
ものからもすごくよくわかりました。
かといって、おカタイ文章でもないから読みやすいです。
また、お遍路の時の写真がたくさん盛り込まれていて、
ちょっとだけお遍路も楽しめます(?)。
お遍路って思っていたよりも大変そうっていうのが
この本を見てわかったかも。そんなに「大変だった!」
って書かれているわけじゃないんだけれども、出てくる
数字とかがそれを物語っていたんです。
でも、やっぱり一度はやってみても良いものかもな〜。
そして、須藤さんがちまたで言われている自己啓発・スピを
実行しているのはこの本を読んだだけでも良くわかった!
私が実行しているものもいくつか出てきました。
坂本龍馬は結構好きな人だったけれど、この本に刺激を
受けてちょっと気になる度がアップしたし、まったく興味が
なかった空海にも興味を持つようになりました。
サクサクっと読めるから、暇がある時に読んでみるのも面白い
んじゃないかと思います! -
『人生で大切なことは本を読むこと。人の話を聞くこと。そして旅をすること。』
幸福とは何か、生きるための考え方のヒントを須藤元気を通して伝えてくれた本。
☆学び
・他人、環境ではなく自分を変える
・一流、本物を見ることが近道
・E=mc×c 言葉もエネルギーと考えれば、言葉を声に出すことで、現実化する。よってネガティブなことは口にしない。
・シンクロニシティ
・欲しいときはまず与える
・楽しませるのでなく自分が楽しむ
・人生の地図を持つ。視覚的に。
・直感は社長。
『幸福だから楽しいのではなく、楽しいから幸福なのだ。』在り方が経験を生む。
これを読んでから須藤元気の虜になる。
四国へ旅もした。 -
2008.2.4読了
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読んだけど、内容をすっかり忘れたw
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須藤元気の人柄が読めない。でも、SONNKEIだし憧れる。旅に出たくなった。
少し強くなると、やられたらやりかえす。
でも本当に強い人は戦わず、やられても決して屈しな...
少し強くなると、やられたらやりかえす。
でも本当に強い人は戦わず、やられても決して屈しない。
格闘界を極めた男からの発言だっただけに、すごく心に残っている一言です。
「対面同席五百生」・・・金言集に付け加えたいと思います。