オホーツク老人 (ランダムハウス講談社文庫 と 1-4 戸川幸夫動物文学セレクション 4)

著者 :
  • 武田ランダムハウスジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270102107

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  • 羅臼、知床半島などを舞台とした作品です。

  • 「オホーツク老人」
    1959年(S34)の話だ。知床の番屋小屋には頑丈なつくりだが、漁網が置かれている。これらを鼠から守るため、猫が飼われ、その猫の世話をするため独りの老人「留守番さん」が雇われた。ネットで調べても「知床旅情」「地の涯に生きるもの」「森繁久彌」等しか出てこないが、本当にこういう制度はあったのだろうか。

    「コンちゃん」
    「いぬ馬鹿」
    「花ぞのの教育者」
    「狂い角」
    「羆と缶詰」
    「砕けた牙」
    「黒い背鰭」
    「北へ帰る」
    「天皇の一分間」

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著者プロフィール

1912年、佐賀県生まれ。東京日日新聞社(現・毎日新聞社)に入社後、1955年に小説『高安犬物語』で直木賞を受賞。作家専業となり動物小説を次々と発表、「動物文学」をジャンルとして確立。多数の小説や児童文学作品を手掛ける。

「2018年 『新装合本 牙王物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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