ブラッドオレンジ・ティーと秘密の小部屋 (ランダムハウス講談社文庫 チ 1-7)
- 武田ランダムハウスジャパン (2008年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784270102589
作品紹介・あらすじ
美しいヴァイオリンの調べと、美味しい紅茶を味わう優雅なひと時。コンサート会場に選ばれたのは、古いヴィクトリア様式の豪邸-かつて病院や葬儀場として使われていたという、暗い歴史をもつ邸宅だ。それでも、すべてが順調に運んでいたその時、地元の名士が何者かにナイフで刺殺され、会場は騒然!まさか屋敷の呪い!?手がかりを求め、後日セオドシアが邸宅に忍び込んでみると、なんと隠し扉を見つけてしまい…。冒険と美味しさが詰まった第7弾。
感想・レビュー・書評
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「お茶と探偵」シリーズ7作目。
ちょっと読むのが順番どおりじゃなくなってますが~軽いのりで、たまには読むのも楽しいシリーズ☆
セオドシア・ブラウニングは、チャールストンの街で、ティーショップを経営している30代赤毛、なかなかの美女。
明るい性格で、最近は事件解決の腕前も次第に広まって信頼されています。
古いお屋敷が街の協会に寄贈され、改築して観光の目玉になるよう目指すことになっている。
セオドシアの友人デレインがその音頭取り。
ところが、お屋敷をお披露目するコンサートで、死者が出てしまう。
未亡人に協力を頼まれたセオドシアは?
気難しいティドウェル刑事に牽制されつつ、忙しい店の仕事をこなしつつも、じわじわ謎を探り出すことに。
街で起きるさまざまな出来事は、発展しそうな良いこともあり、落とし穴のある悪いこともあり。
今回はアクション要素が、わりと強かったかな。
ふだんは割りと落ち着いた人柄みたいなのに、最後は猪突猛進。
とはいえ、本人はものすごく美味しい物と気の合う仲間に囲まれているので、危機感より幸福感のほうが印象強いですね。
ミステリとしてはやや無謀なヒロインだけど、コージーのお約束だからしょうがない?かも(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「お茶と探偵」シリーズ第七弾です。
読み始めてから第六弾を読まず7弾を読んでいると気が付きました。。。まぁ、新キャラは出ていたもののほとんどがいつものメンバーで話を進めている為、支障はなかったです。
話としてはいつものパターン。事件が起き、怪しい容疑者が出てくるも、真犯人はまったくの別人。
途中、色々推理してはいつものの、毎回真犯人を見つけるきっかけは偶然。しかも、単独行動をしているため危機に陥って。。。今回なんか、本来は警察に早く連絡して一緒に行動していれば、あんな目にあわなかったのでは。。。 -
インディゴティーショップのオーナー、セオドシアが活躍するまさしくコージーミステリー。と、いいつつも、7作目の本巻も冒険活劇なところが。段々セオドシアが怪我をする機会が増えているようで、心配です。
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第七弾。ティーショップが参加したパーティーでまたもや事件が! ヘイリーのレシピ本の企画やパーカーとの仲などでてんてこまいな中調査に乗り出すセオだが、いつも以上に調査は難航。美味しそうなお茶と軽食は勿論健在!
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安定のもやっとラスト(苦笑)。
しっかしセオは事件にあい過ぎだし突っ込み過ぎだな(笑)。 -
お茶と探偵シリーズ7作目。
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最初は面白かったんですが。物語のパターンもだんだんネタがつきてきたようで、終わりに近づきつつあるのを感じます。