薔薇のキスであなたを (RHブックス・プラス)

  • 武田ランダムハウスジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270103838

作品紹介・あらすじ

優しく物静かな公爵家の令嬢ファニー。彼女には昔からひそかに思いを寄せる幼馴染みがいた。だがあるとき、その彼が友人たちに、「50歳になるまで結婚しない」、しかも、「相手がファニーなんてあり得ない」と断言し、賭をしているところを偶然聞いてしまう。ショックを通り越し、怒りがこみ上げたファニーは、思わず皆の前に進み出て、「6週間以内に彼の心を打ち砕く!」と宣言。しかも、勢いにまかせて、自ら彼に情熱的なキスまでしてしまって…。

感想・レビュー・書評

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  • 12歳からヒーローにあこがれ、ヒーローは絶対にヒロインと結婚しないと賭けをする、子供だ。ヒーローの友人サー・ドゥルーリーも中盤でそう言ってます。ドゥルーリーの大人の魅力が際立つ物語でした。また、善意の友人によってまとまる恋愛が多い中、ここまで深刻にこじれるのも珍しい。何はともあれヒロインは精神的に成長して良かった。面白かったけど、さっさとサー・ドゥルーリーの大人な恋愛物語を読みたいな。

  • 公爵家令嬢ヒロイン。幼馴染みでお調子者の伯爵家次男ヒーロー。彼女はえらく長い片思いだなぁ・・・と思っていたらヒーローの本当の気持ちを知ってビックリ。なぜ彼は嫌だ嫌だと散々逃げ回ったんだろうかと不思議でならない。ヒロインのことで賭けをしてしまった友人達との関係まで崩れそうだったし 途中で読むのが面倒くさくなるほど2人のやり取りに魅力を感じなかったが周囲にいる者達のおかげで助かったな。ヒーローの兄ちゃん意地悪だったなぁ。

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著者プロフィール

(Margaret Moore)
カナダの政治哲学者。カナダのウェスタン大学にて哲学修士号を取得後,ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスにて,ジョン・シャルヴェの指導のもと,政治学博士号を取得。その後,カナダのヨーク大学,ウォータールー大学を経て,現在,クイーンズ大学政治学部(および哲学部)教授,ならびに民主主義と多様性研究センターのセンター長を務める。著書に,Foundations of Liberalism (Oxford University Press, 1993), Ethics of Nationalism (Oxford University Press, 2001), A Political Theory of Territory (Oxford University Press, 2015), Who Should Own Natural Resources? (Polity, 2019) がある。

「2020年 『領土の政治理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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