- Amazon.co.jp ・本 (38ページ)
- / ISBN・EAN: 9784272330485
作品紹介・あらすじ
自然のリサイクルにはなくてはならない、ミミズの知られざる素顔。
感想・レビュー・書評
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1番面白かったみみず情報
・ヘモシアニン〈ヘモグロビン〈エリスロクルオリン
みみずの血に含まれるのはエリスロクルオリン!
だからみみずの血は人間の50倍も酸素と結びつきやすい!
さっと読めておもしろい!小学生とかも読めるんじゃないかな。だけど沢山の大切な情報が詰まってる!図書館から借りた本だけど買いたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ガーデニングをするようになるまでは
あまり、興味もなかった生き物.ミミズ
ガーデニングをするようになると、
特に身を守る手段を持ち得ていないようなこの生き物の
すごい力に驚かされるように.
さて、市立図書館から借りてきたこの本。
大きな写真、図説もたくさんあり、あっという間に読めます。
どちらかと言うと、子供向け?とおもうほど
動物の中までは陸上に一番乗りと思われるミミズ
何と、最古の化石は5億~4億3500万年前の地層から
もともとの祖先は、ゴカイと同じ。
はじめは足もあった、、、
陸上に進出はじめた当時
地球は強烈な日光や乾きにさらされ、
一緒に打ち上げられた海藻の中に潜り込み
長い時間をかけて、土を作り、
いつしか土の中で暮らすようになった。
そして、目を失い、足を失った
数はどのくらいいると思いますか?
例えば日本の雑木林の多い土の上に立つと
半径1平方メートル(畳半畳)の地面の下には
数万から10数万匹のミミズがいる計算。
両足で立つと、約1000匹をふんづけている
ミミズのふんは、1ヘクタールあたり、一年間で28トン
厚さにして20ミリメートルの土を作る。
100年もたてば、2メートル
ミミズが植物にとっていい土を作るのは今では周知の事実だが
いろんな食物連鎖の食べられる側の代表選手でもある。
♪そして、食べられる~と、いう歌があったがまさしく!!
ミミズの動きかたは不思議だ。
蛇ともいも虫や尺取り虫とも違う。
頭の方で地面をとらえ、身体を縮めてすすむ。
これはカメラのオートフォーカス装置などに使われている
超音波モーターと同じ。
ミミズは傷ついたりして死んでしまうとすぐさま土に帰るような
特殊な体液を持っている。
その体液は血栓を溶かす働きや、
精子を殺す働きがある。
それに不思議だろうが土の中で
効率よく酸素を吸収するミミズの血は
なんと高等動物と同じ赤色なのだ。
他にも、ヘェ~~と、驚くようなミミズのはなし。
お子さんの夏休みの1冊にもいかがでしょうね? -
ミミズすごいじゃーん!
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食物連鎖の中で、ほとんど食われるだけの存在(自分は落ち葉を分解、他にとって良質なたんぱく質)ってのが素敵!!
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1haで280tの土を創るミミズ〜海から陸上に上ってきた最初の動物で,その時,脚を失った。枯れ葉の多い森の土の中,1平方mで数万から10数万匹がいる。1haで280tの土を創る。食物連鎖の最下位にいて,死ぬと溶けて土になる。世界中に3000〜1万3000種類あり,0℃の前後−3〜4℃の中でしか生きられないものモノあり,木星の衛星エウロパにもいる可能性あり。無脊椎動物の血にヘモモグロビンがない中,赤い血が流れ,血栓を溶かす薬や精子を殺す薬ともなる〜監修者は1930年生まれ,文は私と同じ歳の生まれ。よくできているお子さま向けの本