認知症とともに生きる私 : 「絶望」を「希望」に変えた20年

  • 大月書店
4.00
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784272360895

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 若年性認知症と診断された患者が自ら、患者の意見として声を上げる。
    46歳の時に発症、通常10年くらいで亡くなることが多いが彼女は20年生きている。とても活動的に、朗らかに...

    著者二冊目の本であった。過去の講演内容をまとめたものであり読みやすいと感じる。彼女の脳は話したり文字を書いたりがまだできる状態なので、私は彼女の言葉を通して認知症とはどういうものなのか...ということを知ることができた。
     そして彼女のこのような言動のベースに信仰があることも知った。生きること、死に向かうことを自ら日々意識しているという恐怖...信仰があるとないとではずいぶん違うであろうと感じる。
     誰もが認知症になる、家族もなる、また患者を介護することもあるであろう。
     そんな時、とても助けになる本だと思うし、認知症患者以外でも人ととして魂の交流...大切だと思った。
     著者が信仰のことを書いている箇所...心が洗われる。

    最後に本書の最後にある解説1、解説2も素晴らしいと思う。

全3件中 1 - 3件を表示

クリスティーン・ブライデンの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヨシタケシンスケ
川上未映子
今村夏子
西 加奈子
凪良 ゆう
林 真理子
小川 哲
東山 彰良
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×