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- Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784272403615
感想・レビュー・書評
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田中昌人が近江学園に住み込みで働いていたとき、1次元可逆操作が発見された。以降、まとまって読めるものとして、『子どもの発達と診断』、『ビデオ 発達診断の実際』『ビデオ あそびの中にみる』の「解説」を経て、この『1歳児の発達診断入門』(1999年)が到達点となる。ですます調ではあるが、わかりやすさは考慮せず、言いたいことを書いている。それでことばも難しいが、1次元可逆操作探究の遺言としてなにがなんでも理解したい本だ。
あとがきのサブタイトルは「新しい千年紀の最初の一世紀を託する1歳児の人類史的な育ちゆきに、限りない尊敬と信頼と期待を込めて」とある。この時の1歳児は、ちょうど今20歳ごろで、新型コロナとのたたかいの中、人生を前に歩いている。
目次に、ワーズワースの詩を引いている。
幼児は大人の父なり。
願わくばわがいのちの一日一日は
自然の愛により結ばれんことを。
2005年死去。
急がば回れでぜひ動画「発達研究をはじめよう」「1次元可逆操作」をご覧ください。
動画チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCd0O4qP24fkIJyh4MaXJAMg詳細をみるコメント0件をすべて表示
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