南京事件の日々: ミニー・ヴォートリンの日記

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784272520596

作品紹介・あらすじ

南京の戦場に輝いた良心の記録。自分のいのちの危険をかえりみず、日本軍によって占領された南京にとどまり、すさまじい性暴力の嵐から一万人以上の中国人女性を救ったアメリカ人教師がいた。「日本の良識ある人がこの事実を知ってくれたら…」と、狂気の支配する戦場で書きつづられた胸をうつ良心の証言。

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    内容(「BOOK」データベースより)
    『南京の戦場に輝いた良心の記録。自分のいのちの危険をかえりみず、日本軍によって占領された南京にとどまり、すさまじい性暴力の嵐から一万人以上の中国人女性を救ったアメリカ人教師がいた。「日本の良識ある人がこの事実を知ってくれたら…」と、狂気の支配する戦場で書きつづられた胸をうつ良心の証言。』

    著者:ミニー・ヴォートリン (Minnie Vautrin)
    訳者:岡田 良之助, 伊原 陽子
    出版社 ‏: ‎大月書店
    単行本 ‏: ‎255ページ
    発売日 ‏: ‎1999/11/1

  • ミニー・ヴォートリンは、南京市民を護るために力を尽くした。彼女のいた金陵女学院は、女性だけの収容所だった。

    夫や息子が拉致されたという女性が、何人もヴォートリンのところへやってくる。藁にもすがる思いで。ヴォートリンは、彼達が生きている可能性は限りなく低いことを知っていた。

    安全区とされているはずの収容所に、日本の兵士が何度もやってきて女性を連れ去ろうとする。実際に連れ去られたり、強姦されてしまった女性もいた。
    中国人に対し、「花姑娘」(若い娘)を要求する日本の兵士の話が何度も出てくる。

    (高級軍事顧問がヴォートリンに中国人の売春婦を集めて、慰安所を作りたいと話し、実際に21人を確保する場面もある)

    ジョン・ラーベ『南京の真実』は、怒りに燃えるような文章だったけど、本書は、女性たちの悲しみに寄り添うような文章だ。しかし、その内側には、怒りが静かに燃えている。

  • 男性嫌いに拍車がかかりました。怖い。

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