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- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784274129483
作品紹介・あらすじ
ソフトウェアを理解するための情報数学の基礎。集合・写像・関係/再帰・計算・帰納/論理の基礎を読みやすく、丁寧に、ポイントをおさえて解説。
感想・レビュー・書評
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ワンのアルゴリズムについての記述がある。
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『情報の論理数学入門』(近代科学社)とは対照的に、IT で必要な本当に基本的な知識だけにしぼって、これまた必要最小限な事項を簡潔にまとめた入門書。第一章が集合と写像、第二章が計算論、第三章がブール代数も含む論理(命題論理と述語論理)という構成になっている。
こういうミニマルなスタイルが好みの人もいるだろうし、なんかストイックな感じに味わいがある。これを読んで同じ著者の『数理論理学』に行くのもいい学習コースだと思う。『情報の論理数学入門』とこれは、学習者との相性の問題で、好みでどちらかを選べばいいと思う。
実際、この本の内容が本当に IT で必要になる数学的知識の基礎中の基礎なので、この本をじっくり読むことは、技術者としての成長の糧になることは間違いない。地味な本ですが、おすすめ。
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