- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784274221705
作品紹介・あらすじ
『C による数値計算とシミュレーション』のPython版登場!!
本書は、シミュレーションプログラミングの基礎と、それを支える数値計算の技術について解説します。数値計算の技術から、先端的なマルチエージェントシミュレーションの基礎までをPythonのプログラムを示しながら具体的に解説します。
アルゴリズムの原理を丁寧に説明するとともに、Pythonの便利な機能を応用する方法も随所で示すものです。
なお、本書内で解説しているプログラムは、オーム社のホームページでも公開します。
感想・レビュー・書評
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python を用いた数値計算の解説書。
難しさで言えばおそらく基礎?に該当するのだと思うが、python はある程度使えることが前提で、基本的な文法などは予め知っている必要がある。とは言え、classの定義やmoduleの使い方ぐらいが分かれば十分で、(これは謙遜でもなんでもなく)僕でも読めたのだからpython 初心者でも心配する必要はないと思う。
したがって、解説は、プログラムの細かい説明ではなく、種々の物理現象をどう数値計算に持ち込むかの考え方がメイン。具体例として各章の後半で扱っている題材は、クーロン力、ラプラス方程式、ライフゲーム、交通渋滞、ランダムウォーク、感染症の拡大など。
サンプルプログラムで、本文の解説と違ったことをしていることがたまにあるので、そこは少し不親切かもしれない(座標軸の取り方によるプラスマイナスの違いとかそういう軽微なものだが)。
1 python による数値計算
2 常微分方程式に基づく物理シミュレーション
3 偏微分方程式に基づく物理シミュレーション
4 セルオートマトンを使ったシミュレーション
5 乱数を使った確率的シミュレーション
6 エージェントベースのシミュレーション
付録
A1 4次のルンゲ=クッタ法の公式
A2 ラプラス方程式が周囲4点の差分で近似できることの説明
A3 ナップサック問題の解法プログラムrkp30.py
A4 シンプソンの公式詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
早急にPython に慣れるために購入し、前半だけ読んだ。クセなく読んで試せた気がする。後半とかは物理、数学の話になって、そこまではいらなかったので読んでない…
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