人とサルの違いがわかる本 ―知力から体力,感情力,社会力まで全部比較しました
- オーム社 (2010年2月19日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784274502682
作品紹介・あらすじ
サルを知ることは、人を知ることだ。なぜならサルたちは、私たち人類の直近の隣人だからだ。生物進化のなかでサルが人の親類だということは、一八五九年にチャールズ・ダーウィンが『種の起源』を公にして明らかにした。繰り返し検討し直されてきたことだが、混沌とした現代だからこそ、人類の未来を誤らないために再度見直してみよう。進化のなかで何がサルと人の道を分けたのか、人は本当にサルより優れていたのか、最新の研究成果を含めて見直すことにより、私たちは人類の未来を切り開くためのヒントを得たい。
感想・レビュー・書評
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道具を作り料理をし服を着て地球を闊歩している奇妙な生物“人間”。
それに似ていると言えば親戚に当たるサルたちです。
では、実際に人間とサルはどこが似ていてどう違っているのか。
簡単な表現と挿絵が理解を助けます。
人はしばしば宇宙に孤立していることを恐怖し、宇宙人の存在を期待します。
しかし、近いところに我々によく似た知的な生物がいると思い出させてくれた一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サルと人間の違い、いろんな側面からよくまとめてあり、わかりやすかった。
聞いた、読んだ事のある内容も多いが、道具について書かれた部分(9章半ば)で、工具=道具をつくる道具は人特有、と言った話、お婆さんの役割などなかなか面白かった。
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