講座トランスナショナルな移動と定住: 定住化する在日ブラジル人と地域社会 (第3巻)

制作 : 小内 透 

• 御茶の水書房 (2010年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

国境をこえて移動するブラジル人のトランスナショナルな生活世界と共生の現実に迫る!ブラジルの日系人が多く住む地域(サンパウロ市、スザノ市福博村、東アマゾン・トメアスー)を対象にして、すでに20年近くに及ぶ「デカセギ」現象がもたらした影響と「デカセギ」現象の変化について、明らかにする。

感想・レビュー・書評

[nenpiさんの感想 · 2010年7月6日]

日系ブラジル人のデカセギ現象が起こってすでに20年近く経った。今日では日本に一戸建ての住宅を取得する者も現れ、日系人の日本での定住化が進んでいる。その子供たちも日本生まれが増え、彼らの日本に対する意識も変わった。まさに「脱ブラジル人化」である。