これ一冊でもっと分かる弦楽器のしくみとメンテナンス〈2〉マイスターのQ&A 使いこなし篇

著者 : 佐々木朗

• 音楽之友社 (2000年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[0-magaさんの感想 · 2006年1月31日]

弦楽器をやってる人ならばもっていたい一冊。しくみとメンテナンスの実際が理由とともに紹介されている。ああしろこうしろと言う人はいるけど、その「理由」を言ってくれる/言える人はあまりいないので、この本は役に立ちます。

著者プロフィール

1963年、東京都八丈島生まれ。高校まで八丈島で育つ。
1982年、筑波大学の物理学科（自然学類）に入学。そのときに筑波大学管弦楽団に入団、ヴィオラを始める。オーケストラ活動に熱中したのがきっかけとなり、結局、この職業に就くことになる。
1987年、大学を中退して、日本のヴァイオリン製作の第一人者である無量塔藏六（むらたぞうろく）氏の「東京ヴァイオリン製作学校」に入学。跳び級で卒業後に、無量塔氏の助手を経て、1991年にドイツの世界的な製作者であるヨーゼフ・カントゥーシャ氏の工房に、ゲゼーレ（職人）として就職。
1995年、半年間に亘るマイスター試験に合格して、日本に帰国。東京都杉並区高円寺にて、佐々木ヴァイオリン製作工房を開業。
現在、ドイツ・ヴァイオリン製作マイスター、日本弦楽器製作者協会員。
佐々木ヴァイオリン製作工房ホームページ：https://www.sasakivn.com/index.html
佐々木ヴァイオリン製作工房ブログ：https://sasakivn.com/blog/

「2024年 『弦楽器のしくみとメンテナンス 使いこなし篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」