音楽評論の一五〇年 福地桜痴から吉田秀和まで

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  • 音楽之友社
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784276201163

作品紹介・あらすじ

本書では、気鋭の音楽学者である著者が「私はなぜ音楽評論を書くのか」という自身への問いを根源として、歴史的事象を読み解きながら音楽評論そのものを客観的に探究する。本書の起点となる1875年(明治8年)『東京日日新聞』の記事から、今日に至るまで約150年。音楽文化は、音楽評論によって多様な人々が輪を作りその車輪を動かし続けてきた。本書は、新聞の音楽評論、音楽雑誌、芸大楽理科、音楽之友社、遠山一行、吉田秀和ほか、音楽評論にとって重要で興味深い9つのテーマを時系列的に扱い、極力、評論自体を紹介しながら展開。インターネット社会の今だからこそ、あらためて日本の近代150年のスパンで音楽評論とは何かを問う渾身の一冊。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

音楽学者、音楽評論家。武蔵野美術大学教授。著作に『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』(武蔵野美術大学出版局、第20回吉田秀和賞受賞)、『すべての音に祝福を』(アルテスパブリッシング)、編著書に『音楽論』(武蔵野美術大学出版局)、共著に『はじめての音楽史』(音楽之友社)、『武満徹音の河のゆくえ』(平凡社)、『キーワード150音楽通論』(アルテスパブリッシング)など。NHKラジオにレギュラー出演し、朝日新聞で音楽会評を執筆している。

「2024年 『音楽評論の一五〇年 福地桜痴から吉田秀和まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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