ティンパニ奏者・作曲家。1921 年ノイハルデンベルク生まれ。48 年から 84 年までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に在籍。フルトヴェングラーとカラヤンのもとで首席ティンパニー奏者を務めた。作曲作品はチェリビダッケ、ヨッフム、カラヤンらが指揮している。著作に『Paukenschläge』(邦訳『フルトヴェングラーかカラヤンか』1998 高辻知義訳 音楽之友社のち中公文庫)、『Immer wieder Babylon oder Musik als Sprache der Seele』( 邦訳『あるベルリン・フィル楽員の警告 心の言葉としての音楽』1996 平井吉夫・高辻知義訳 音楽之友社)がある。2008 年に 86 歳で没。
「2021年 『あと四十日 “フルトヴェングラーの証人” による現代への警告』 で使われていた紹介文から引用しています。」