おまめと魔法の本: お江戸ファンタジー (ことりのほんばこシリーズ)

著者 : 海東鷹也

• 新風舎 (2006年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[harukaさんの感想 · 2020年2月15日]

記録

[５さんの感想 · 2014年11月3日]

貧しい漁村で暮らす人々の中でも、
とびきり貧しい暮らしをしている10歳の女の子”おまめ”

でも、周りが思っているほど彼女は可哀想じゃありません。
なにしろ、とても前向きであっけらかんとした性格。
そして何より彼女にはある楽しみが・・・

その楽しみが元で大変な目に合うんだけれど、
難を逃れ新天地で、また楽しく暮らしをはじめますｗ

そんなある日手に入れた異国の魔法の本。
ここから新たな冒険の予感が！

ってな感じで、主人公のおまめが飼い猫の”にくまる”
と共に、彼女を取り巻く状況を持前の明るさと
プラス思考で楽しみながら解決していくお話。
本来ならとても暗くなってしまいそうなおまめの
設定だけど、その能天気さで楽しく読み進められます。

紙面も楽しめる工夫が随所にしてあるので、
小説読み慣れない子でも飽きずに最後まで読めそう。

著者プロフィール

1968年神戸生まれ。西東京在住。
早稲田大学卒業。在学中にイギリスとアメリカの大学に留学。
現在、都内の医学部受験専門の予備校で英語を教えるかたわら、コミックエッセイストとしても活躍中。
武道・格闘技と自転車通勤と庭の昆虫鑑賞が趣味。
Amebaブログにてコミックエッセイ「予備校（裏）日記」や日々の写真日記などを鋭意更新中。

「2021年 『ねこマンガで覚える　英熟語400』 で使われていた紹介文から引用しています。」