マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦! ―
- インプレス (2017年2月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784295000761
感想・レビュー・書評
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# 書評☆2: マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 | Webマーケッターの仕事内容がわかるだけの本
## 概要
- 書名: マンガでわかるWebマーケティング 改訂版
- 副題: Webマーケッター瞳の挑戦!
- 著者: 村上 佳代 and ソウ and 星井 博文
- ISBN: 9784295000761
- 出版: 2017-02-21
- 読了: 2020-11-12 Thu
- 評価: ☆2
- URL: book.senooken.jp/post/2020/11/12/
## 評価
インターネットでできるお金儲けについて調べていると目に付く本だったため読んだ。
内容はWebマーケッターの著者によるWebマーケティングの仕事内容をマンガを交えて解説した本だった。
全編マンガの本かと思ったら,マンガと解説が半分ずつくらいの割合になっていて,少々期待はずれだった。
肝心の内容は,漫画の中でWebマーケッターの仕事内容が説明されているものだった。
あくまでWebマーケッターの仕事内容がわかるだけであり,具体的に自分に取り入れられるようなものではなかった。
WebマーケッターやWebマーケティングの仕事内容のイメージを膨らませるためだけの本だった。
肝心の漫画も付き合っていた彼氏と別れる話があるのだが,それが唐突でそれについての言及がなく,ただ主人公を落ち込ませるためだけの演出で物語として薄っぺらくていまいちだった。
## 結論
WebマーケッターやWebマーケティングの仕事内容のイメージを膨らませるためだけの本だった。
何か役に立つようなことを期待したのだが,この本を読んで何も役に立たないように感じた。
学生などでWebマーケティングの仕事がわからない人がイメージを膨らませるのには役立つかもしれない。
それ以外の多くの人にとっては,せいぜい読み物程度であり,役には立たない本だと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読む前はwebマーケティングの言葉や意味をほとんど理解していなかったので、基礎を身につけるために購読しました。
漫画からの導入で分かりやすく、まさに基礎を学ぶ良書と思います。特にKPIやカスタマージャーニーの考えは参考になりました。
webマーケティングの知識を実践するために、次のレベルの本を探します。 -
Webマーケティングの初級者向けとして評価が高い本書。
前半部分は主にWebサイトの解析に用いる指標についての解説で、後半ではマーケティング戦略について幾つかのテーマが設けられている。
以下ポイントを示す。
■各指標について
・UU/PV/SS →基本指標
・個人に関する指標(滞在率、直帰率など)→アクセスの質を測る指標
・CVR→重要指標。分母がUU/SSのどちらになるかは、CVが一回性のものか、複数回発生するのものかが判断基準。
■KPIについて
・最重要指標だが、目標ではなく「目標達成のための”行動の指針となる指標”」である
・何をKPIとなるかはサイトごとに異なる。
・目標→KGI→KPIと具体化=因数分解していく
・KPI=コントロール可能なものとする。その他の値は固定値とする。
■データの取り扱いについて
Webマーケティングの過程で発生したデータを民主化する。
→役員や他部署に環境提供、啓蒙する
→デジタルデータの重要性について社内営業する
■部署間の対立、カニバリズム対策について
→ジョブローテーション
これまでWebマーケティングについては、断片的な知識はあるものの、体系的に学んでいなかったため知識の整理をすることができた。
後半はテーマに統一性がなく多少散漫な印象を受けたが、各章ごとにマンガ+解説の構成となっており、とても読みやすかった。 -
序章 Webマーケティング?デジタルマーケティング?
第1章 PVだけでいいんですか?
第2章 そのPVが無駄なんです
第3章 お客様の顔に書いてあるんです
第4章 何でわかってもらえないんだろう?
第5章 トラブル発生?マジで嫌な予感
第6章 マーケッター失格!
第7章 転んでもただじゃ起きないわよ
第8章 最後の切り札
第9章 あなたに会いたくて -
本当に入門レベルを知りたい方にはおすすめ。すでに実務でWebマーケを担当している人には当たり前の内容かも。
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WEBマーケティングをコンサルタント側の視点から読み解いていく。
KPIとかCVRといった基本的な用語から説明があるので、知らない人はもちろんある程度分かっているという人にも基礎固めとしていいのでは。
ただ初版が2017年ということもあり、変化の激しいWEBの世界では通用しなくなっていることも多いかも。
アクセスしてくるお客様によってランディングページを変えるLPOは面白そう。
なんにしても、サイトの目的や狙いが必要。
404エラーを独自画面に変更しておくと、お客様へ配慮がつながる。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/757007 -
マンガよりそのあとの解説文で理解できる。正直マンガだけでは内容はわからないだろう。
解説文で語句を総ざらいできた。 -
営業職の人間として、何となく分かってるようで分かってないWebマーケティングの仕事を、改めて学びたいと思い、今年最初の1冊として選択。
業界の働き方や専門用語などを知識として知る上でマンガなので読みやすく、仕事の流れをイメージしやすい展開で、入門書としてちょうど良かったです。
P.120にある「どこから?」「どのようにやってくるのか?」がわかる手がかりとなるソーシャルメディアは乱立していて、
メディアの選択と、メディア毎にデータを分析できる人間が少ないのと、分析の上に戦略を立てていける人材の確保が課題だと痛感しました。
P.166のプラットフォームやP.177のコンテンツ作成も、P.207にあるようにVOCから常に新しい情報の発信や、内容の改善を続ける必要があり、
・ビックデータの収集力
・可用性を高め分析に繋げる考察力
を自分にも付けていきたいと感じました。 -
まとめ
・売り上げが上がるための戦略、考え方、それを実現させるための仕組み・施策・運用手段の全て
・顧客ニーズへの適合と競争優位を構築する活動
・売れ続ける仕組み作り
・お客様に買いたい気持ちになっていただくこと