長く働けるからだをつくる (しごとのわ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295001973

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  • 働きざかり年代の著者が身体を壊して、長期リハビリの末に復帰した体験をもとにまとめた本。
    医学的専門的な内容ではなく、体験談をもとにした気づきがまとめられています。

    じっくり身体の不調と向き合う機会を得たことで、さまざまなからだのサインに気づくようになったという著者。

    筋肉、骨、間接、軟骨、椎間板といった運動器の機能低下によって、立つ、歩く、走るといった動作に支障が出る状態は「ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群、ロコモ)といわれます。
    加齢によるものが一般的で、ロコモが重篤化すると、介護が必要になったり、寝たきりになったりします。つまり今健康体の人も、運動器は心がけて鍛えていくべきです。

    長年悩まされてきた肩こりは、姿勢を正して歩いたり、体幹を意識してすわるとずいぶん緩和されるとのことです。

    高齢者に多い症状ながら、最近では片足立ちでバランスをとる、手をまっすぐに上げる、しゃがむなどの動作ができない子供が増えており、子供のロコモが社会問題化しているとのこと。

    高齢者だけでなく、幅広い年代の人が問題意識をもって健康に向き合うことが必要だと語られています。

  • 読んだ。

  • ご本人の体験談がほとんど。医学者か作業療法士が書いた読み物ならよかった。挿し絵がじゃま。

  • 数十年後には100歳を超える人達が珍しくない時代がやってきます。

    70代、80代ではまだまだ引退、ご隠居、余生なんて言ってられません。

    長い人生を元気よく生きていくためには「からだ」が大事です。

    著者は事故で人工股関節になったことで日常における「立つ」「座る」「歩く」の大事さを知り、リハビリを通じて少しじつからだの使い方を改めて学んでいきます。

    著者自身の経験から感じるからだへの想いがとても伝わってくる大変良い本です。

    おすすめです。

  • ☆4.5
    ・今の不便な生活について「老後の生活を先取りトレーニングしている」と考えてみては?
    ・小手先の仕事論より、健康なまま長く生活が出来る体の維持について考えた方がいい。

  • ふだん何気なくしている動作を見直すことで、体が長持ちするのだなと思った。人生100年時代に備えて、基本動作を見直すことから始めよう。

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