コロナショック (MdN新書)

著者 :
  • エムディエヌコーポレーション
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295200079

感想・レビュー・書評

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  • コロナ対策について書いた一冊。

    出版日が1年前と古いが、日本政府の海外と比べたコロナ対策の杜撰さはその通りだと感じた。

  • たくさん書いてある

  • 新型コロナウイルス感染拡大の下で様々な問題が起こっていることが再認識できた。各国のコロナへの対応方法は違っているが、共通していえるのは迅速な対応を施した国は感染拡大を早期に防ぐことができたことだろう。他国と比較してみると日本政府の対応がいかに遅く、効果を伴わないものであったかがありありと分かる。街中でアベノマスクをつけている人を未だに見たことがない。10万円を給付されたからといって困窮した生活から抜け出せた人を聞いたことがない。本書でも言及されていたが日本は優れた国であるという妄想は崩れつつある。
    ウイルスの発生源や発生原因について真相は永遠に闇の中なのだろうか。どうか、対等で公平な調査をしてほしいものだ。その国へ責任転嫁するというのではなく、発生原因を精密に調査することで未来でまたこのようなことがないよう予防に努めるためである。仮に人工的に、故意に作り出した殺人者がいるのならば、世界中から批判され、法的に裁かれるべきであるが。
    日本はますますオンライン・インターネット等を取り入れた教育を施す必要があることを認識しただろう。マスクの販売状況をアプリを通じて逐一知らせたり、小学生がオンライン授業を滞りなく始められた国も少なくない。特に、これからの時代はオンライン上で仕事をしたり授業をしたりする機会が増加するはずなので、政府もカタチだけ推進するのでなくそろそろ本腰を入れるべきだろう。
    仮に鎖国してその国だけ感染拡大が防げ、一時的に経済が回復しても、他国と交流できないのならばいずれ破綻するときがくる。よって、コロナは全世界で対応すべき問題であるということがよくわかった。世界の主導権を争っている場合ではなくて、全世界が一丸となり協力的に取り組まねば事態は終息しない。それはもっと小さな単位の私達にもいえることで、今は身勝手な行動は避けるべきであり、大切な自分や誰かを守る行動をとらなければならない。

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著者プロフィール

1952年、神奈川県横浜市に生まれる。立教大学文学部を卒業後、光文社に入社。「光文社ペーパーバックス」を創刊し、編集長を務めた後、2010年からフリーランスになり、国際政治・経済・ビジネスの分野で取材・執筆活動を展開中。
著書には『出版大崩壊』『資産フライト』(以上、文春新書)、『本当は怖いソーシャルメディア』(小学館新書)、『「中国の夢」は100年たっても実現しない』(PHP研究所)、『円安亡国』(文春新書)、『地方創生の罠』(イースト新書)、『永久属国論』(さくら舎)、翻訳書に『ロシアン・ゴッドファーザー』(リム出版)などがある。

「2018年 『東京「近未来」年表』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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