図解 鬼速PDCA

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295402015

感想・レビュー・書評

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  • 図つきは分かりやすい!

  • 実践してからまた読ませて!!

  • ①読書の目的と達成有無
    腹落ちするほど言語化できておらず、また実践レベルに至ってはないPDCAについて見識を深めたくて購入。当初の目的は十分達成された。

    ②感想
    ビジネスマンとしてのスタートで誰もが聞く用語、PDCA。フローで見るとあまりに簡単だけど、不幸なことに、それを言語化&実践ベースで落とし込んで仕事をしている人を見たことがない。
    下手な資格やビジネススキル取得に走るよりも、仕事×PDCAで成長し成果をあげられるようなビジネスマンになるのが先決!という筆者の考えには非常に共感。
    本書手法に従い個人レベルの業務や勉強でPDCAサイクルを回していくのはすぐにでもやっていきたい反面、プロジェクトや部署単位でとなると、ただただ乖離が出来そう。
    著者が経営するZUUでは、鬼速PDCAをベースにした経営コンサルタントをしているらしく、是非ウチに提案しにきてもらいたいなと思う。

    ③要約 アウトプット
    (1)P 計画
    ■具体的なKGIを設定する
    ■現状とのギャップを確認し、それを埋める課題を考える
    ※課題を解決するには、仮説の精度を上げる
     ロジックツリーで分解していくと、抜け漏れなく、かつ深く掘り下げられる(whyとhow)
    ■課題を優先づけして、まずは3つに絞る
    ※尺度として、効果、時間、気軽さが挙げられ、効果が高いものから1つ。短時間でできるものから1つ。同列なら気軽さを優先する
    ■抽出した課題をKPI化しそれに対する解決案を洗い出す
    ■解決案に優先度をつけて4つに絞る
    ※最重要KPIには2つ。それ以外には効果重視で残す。
    (2)DO 実行
    ■解決案→DO→TODOまで落とし込む
    例)笑顔を鍛える→セミナーに参加する→申し込みを今日中にする
    ■DOを定量化する→KDI化
     完結型:同僚にプレゼンを聞いてもらう→○回聞いてもらう
     継続型:毎日30分本を読む→ラップタイム(ある期間での達成率)○%達成
    (3)C 検証
    ■達成率検証
     KGI→月1〜四半期に一回
     KPI→週1〜月1
     KDI→3日〜週1
    ■要因分析
     ・時間をかけたか?かけていないか?
     ・かけたのになぜ未達だった?
    ・そもそも仮説に原因?想定してない問題?
    (4)A 調整(普通はaction)
    検証結果をもとに四つの対策
    ■ゴールレベルの調整→新しいPDCA
    ■計画レベルの調整→計画の追加や変更
    ■解決案、行動レベルの調整→行動の追加や変更
    ■調整不要 そのまま継続

    (5)鬼速PDCAを継続するには
    ■目的意識を高める方法を考える
    →緊急領域に引き上げる、先行投資する
     WHYを掘り下げて、喜怒哀楽の原体験を回帰
    →ルーティンチェックで短期的な達成感サイクルを
    ■成果が出やすい環境つくり
    ■心理的障壁を除去する
    →机の整頓、静かな環境
    ■行動指標となるルールを作る
    →シンプルなルール。例)スマホの電源を○時から切る

  • PDCAの理屈はわかった。実践できるか否かは個人の能力に因る部分もある。

  • やる気を出したい時に何度も読む本

  • pdcaにどう落とし込むかが詳細にまとめられている

  • 【目的】
    実践的なPDCAを身に着けたい
    【まとめ(1P)】
    失敗を恐れず、小さなPDCAを同時に多く回す
    【ポイント(What)】
    ・現時点で可能な限りの仮説を立てたら早くDoへ
    ・CheckはKGI、KPI、KDIを確認(KDIで管理)
    ・AはAdjust調整 →Plan or →Doへつなげる
    【アウトプット(How)】
    ・大きな課題を因数分解して、3つ以下の重要項目に絞る
    ・分解は1段目だけMECEを徹底し、5段まで深める
    ・できた原因もCHECKする

    【その他】
    ・KDI(Key Do Indicator)は確実にコントロールできる

  • 図解版の本書しか読んでいないが、著者の言う「PDCA」の回し方について文章でもしっかり説明されているためとてもわかりやすく感じた。PDCAサイクルは様々な場面で応用できるように思い、参考になった。

  • 日頃から気にせずやってることを抽象化してフレームワーク化したものがPDCAで、それを更に効率的に回すにはって本。
    読むのは簡単だけど実践が難しい。まずは一歩ずつ頑張ります。

  • PDCAサイクルをちゃんと回せている人はどれくらいいるだろう?私自身はそこに課題があると認識しています。
    本書は「鬼速」となっていますが、私にとってはスピードというよりPDCAサイクルを回すための具体的な取り組み方がたくさん書かれていたため、とてもわかりやすかったです。あとは実践あるのみ!

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著者プロフィール

株式会社ZUU代表取締役。神奈川県出身。一橋大学在学中にIT分野で起業。2006年大学卒業後、野村證券株式会社に入社。本社の富裕層向けプライベートバンキング業務、ASEAN地域の経営戦略担当等に従事。2013年3月に野村證券を退職。同年4月に株式会社ZUUを設立し代表取締役に就任。金融経済メディア「ZUU online」を含む資産運用の総合プラットフォーム運営、月間訪問者数は650万人を超える。金融機関や不動産業界のフィンテック化の推進支援や企業に対して鬼速PDCAシステムを導入する鬼速PDCAエンジニアリング事業を展開。2018年6月、設立約5年で東京証券取引所マザーズ市場に上場。著書に『大富豪が実践しているお金の哲学』『鬼速PDCA』『営業 野村證券伝説の営業マンの「仮説思考」とノウハウのすべて』(クロスメディア・パブリッシング)、『プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?』(ダイヤモンド社)、最新刊『稼ぐ人が実践しているお金のPDCA』(KADOKAWA)等。

「2019年 『資本主義ハック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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