プロ投資家の先の先を読む思考法

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295406761

感想・レビュー・書評

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  • ひふみを応援したいなぁと読みました。

    自分が普通と思わない。
    三日坊主の防ぎ方。
    富山に注目。

  • トランプの神経衰弱のようにカードを1枚めくるごとに未来が見えてくる

    という一文がとても心に残った
    点と点とでも情報があれば俯瞰して未来(答え)がわかると解釈

  • 藤野英人さんは熱い。

    先を読んで、行動(=投資。お金でも、エネルギーでも)するための技術。

    未来を変えるのは、人が快だと思うこと。
    快を作ろうとしている変化に気づくこと。
    快とは、Well-being、
     Positive emotion
     Engagement
     Relationship
     Meaning
     Achievement
    のこと。

    そのためには、快と不快への感性を高める。
    古い見方を修正して、
    新しい見方を学ぶことが重要。

    若い人と話す
    他人が何を考えているかを知る
    他人になりきって考える
    本業以外のことをいろいろやってみる、それも一流の人について

    いろいろやると失敗する
    そのときに、事実は変えられないが、
    解釈は変えることができる。

  • ・私は日本では「好き嫌い」を大切にしないことが生産性の低さにつながっていると考えています。
    ・ さまざまな学びや体験から私がなにを得ているかというと、ひと言で言えば「人間にとってなにが快で、なにが不快か」ということです。
    ・少なくとも「成長か、分配か」と言っているとき、その中に「どのような社会を目指したいのか」という観点が欠落しています。

    快・不快が個人の幸福に重要であると説明しています。組織も同様で、これからは単に儲ける、何かを成し遂げるだけではなくてより社会の快を最大化するべきとの論です。

    具体的な先の先を読むアクションについては言及されていませんし、その理由も解説されています。

    個人的には利益と快を分けて考えるのではなく、どちらも両立出来るような記述がほしかったです。

  • ひふみ投信を運用するレオスキャピタルワークスの代表取締役である著者が投資家として培った先の先を読む思考法について書いた一冊。

    多くの人のつぶやきや若い人と話して自分にない感覚を鍛えることや遠回りをして観察することなど投資家として結果を出している著者の努力の数々を知れることが本書でできました。
    特別なことをする必要はなく、今を観察することや心身ともにいい状態を目指すウェルビーイングを大事にすることなどちょっとした変化が大切であるとも感じました。
    また、社交ダンスやメスティンご飯を作ることなど で学びを得ていることや昭和97年型ではなく令和4年型企業を目指すことや伸びる会社は経営者でわかることなど著者ならではの感性にも触れることができました。
    そして、先の先を読むだけでなく行動も変えることや勝つか学ぶかどうかというのは金言であるとも読んで感じました。

    本書を読んで全ての人の金融リテラシーを上げるために尽力する同氏と同社の今後について楽しみになる一冊でした。

  • 熟練の投資家からのメッセージ。50を過ぎたら若者から学べ。アップデートしろ。世界の動きに関心を持て。先の先に対して、洞察を得たら、動け。


  • • 中長期的に見れば、株価は利益に応じで変動する。
    ○ だから、EPS (1株当たりの利益)に注目するのが重用
    ○ 株価=EPS×PER(株価収益率)
    a. EPS:企業の情熱、工夫、頑張りによる
    b. PER:企業の人気、金利、市況による
    • 自分を着ぐるみと考える
    ○ 着ぐるみを着ているだけで、中には別の人が入っている。すると「他人のように自分を考える」という究極のメタ認知ができるようになる
    • 日本人は一つのことを極める傾向にあるが、戦略として色んなことで80点取ることを目指す
    ○ バラバラなことが噛み合って相互作用が働くことを狙う
    ○ 自分のメインの分野には手を抜かないが、他の分野には「ある程度できれば良い」と割り切る
    ○ 新しいことを始める時は初速を大事にする。スタートダッシュでいろはを学んだら、後は長く継続することを意識する。

  • 先を読むとは見えないものから予測することではない
    身近なものから気づき捉えて、そこから何が起こるか考える
    そしてそれに合わせて行動を変える、行動を取ることが大事

  • 読みやすい本で、なるほどと思わせるフレーズにも出会えました。
    ☑️行動を変えないのであれば、未来を読む意味はない

  • なるべくランダムに多様な人の物の見方や価値観に触れることを意識する
    都心のジョナサンはブルーカラーもホワイトからも空間を共にしているので様々な話を聞くことができる
    ★1日5%ほどは他の人の頭で考えている。この状態で〇〇さんだったらどうするかと思考を巡らせる
    ★新しいことにチャレンジする時は学びの最初だけ集中する(初速を上げる)基本的な技能を身につけたらその後は長く続けることを意識する
    甘いリーダーは相手が動くべきではない方向を塞ぎ動かしたい方向にスペースを作ることで自由自在にパートナー動かしている
    髭の脱毛はレーザー脱毛がおすすめです。
    ★人間の快不快への想像力を高くできる人ほど先の先を読む力は上がる
    ★人間の人間は洋の東西を問わずbeingを確認しあう生き物です
    ★サステナブルとはシステムを否定し続けそのシステムアップデートし続けることによってこそ可能になるはず
    日本社会は自分達は完全であるという前提に立ちその完全性を担保するために新しいものを排除しようとするところがあります。その結果、システム全体が時代遅れなものになってしまい、競争力を失っていった
    失敗することは結果に関わらず成功に一歩ずつ近づくことです
    成功するためには何度失敗しても繰り返し挑戦し続けることこそ重要なポイントです
    ★起きたことの意味づけは将来の行動によって変えることができる

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著者プロフィール

投資家、レオス・キャピタルワークス株式会社代表取締役会長兼社長 最高投資責任者。1966年富山県生まれ。国内・外資大手投資運用会社でファンドマネージャーを歴任後、2003年に独立しレオス・キャピタルワークス株式会社を創業。特に中小型株および成長株の運用経験が長い。一般社団法人投資信託協会理事。著書に『投資家が「お金」よりも大切にしていること』(星海社)『14歳の自分に伝えたい「お金の話」』など多数。「お金」や「投資」を通して、株式会社や日本社会、世界経済のあるべき姿を模索し続けている。投資教育にも注力しており、東京理科大学上席特任教授、早稲田大学政治経済学部非常勤講師、叡啓大学客員教授も務める。2022年4月付けで小学生のレウォン社長が起業した株式会社polarewonにて、取締役チーフニコニコオフィサーに就任。

「2023年 『投資家がパパとママに伝えたい たいせつなお金のはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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