“きれいな字"の絶対ルール

著者 :
  • 日経BP
3.76
  • (8)
  • (16)
  • (18)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 260
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296101542

作品紹介・あらすじ

「年相応の“大人っぽい字”を書きたい」
「人前で書いても恥ずかしくない字にしたい」
「『字がお上手ですね』と言われてみたい」。
こんなニーズに最短・最速で応えます!

本書では“きれいな字”を書くための「具体的な方法論」を提示しています。
特徴的なのは、「自分が書く字の悪いクセに自分で気づき、自分で直せる」方法だということ。
お手本の字を何度もなぞって体に染み込ませる改善法もありますが、時間と手間がかかるので本書では勧めません。

大事なのは“きれいな字”を「理論で学ぶ」こと。
文字の形が崩れてしまう理由は何か。文字の形を整えるために必要ことは何か――。

“きれいな字”にはルールがあります!
それを学び、実践するのに時間と手間はかかりません。
早速、試してみませんか。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私は不定期に字の練習をしているので、本書の理論や説明はあっさりしていて当たり前という感じがした(下記にポイントをまとめておいた)。
    肝は第6章の超実践ルール「ひらがな・カタカナ完全マスター」で、この手本を見ながらしっかり練習することが上達につながる。手本は好感の持てる字だ。

    ひらがな・カタカナの手本の字が気に入った人や一度も字の練習をしたことのない人にお勧め出来る本だ。

    【ポイント】
    ●文字の線と線の間に出来るスキマの大きさを揃える「スキマ均等法」でバランス調整。

    ●「ピタ・カク・ピト法」は横線の最後は流さないでしっかり止める。折る部分は丸まらず、しっかり折る。くっつく部分はしっかりくっつける。

    ●外見をイメージし、中心で揃える「中心線串刺し法」で真っすぐ書く

  • 字を綺麗にしたいなと思って買った。
    知らないことばかりでした…

    練習ノートも買ったので明日から少しずつ書いてみます…
    継続するぞー

  • きれいな字を書くには、本来は反復練習が必要だが、
    意識で改善できる&自己評価できる重要ポイントを、
    わかりやすくシンプルに紹介。

    絞りに絞って重要ルールを紹介しているようだが、
    もちろんそれでもルールは複数ある。
    全部覚えて身に着けるには、それなりのトレーニングは必要だろう。
    また、きれいな字と認識されるには「ひらがな」7割影響するらしい。
    全ひらがなの見本と字源も紹介されており、
    まじめに練習するための素材としても十分だと思った。

    一方で、私にとって即効性と効果が極めて大きいアドバイスがあった。
    「筆順を数えながら書く」
    私は長年雑な字を書き続けたせいか、丁寧に書こうと意識しても、
    どうしても雑に書いたような文字が出来上がってしまう。
    この問題を一気に、そして簡単に解決してくれた本書に感謝!

    あと、ペンを思った通りに動かすための訓練
    「ぐるぐるストレッチ」は毎日スキマ時間に続けていきたい。

  • 生来の悪筆で、奇麗な字に憧れる。この本を読んで理想の字を手に入れようと思ったが、これだけではちょっと難しい。唯一「ピタ・カク・ピト」は良い指針かな。
    自分の字のどこがまずいのかがわかれば上達もするのだろうが、普通は自分で自分の字の欠点を見つけるのは難しい。以前ペン字講座で自分の字に朱を入れてもらって多少悪筆が改善できた。逆説的だが、添削の重要性を再認識した。

  • きれいな字を書くために意識すべきポイントが記載されておりわかりやすい。即効性のあるメソッドもある。しかし、読む前後であまり字が変わらなかった。習得には時間が必要

  • 学生時代のテストで伝えるよりも早く書くことを意識し、文字が崩れていくと書いてあり、自分もそうだったように思えました。

    カクピタピト、串刺しなどわかりやすく忘れにくい表現が多く、勉強になりました。まずはひらがなの中で脳内文字が崩れているものから修正していきます。

  • 速さを優先し脳内文字が崩れていることが原因。線ひとつひとつを意識して書く。

    ①速さ優先で脳内文字が崩れていることが汚い原因。

    ②文字の中で隣り合う隙間を均等にする。

    ③線の最後はしっかり止める。角をしっかり作る。くっつく部分はくっつける。

    ④文字の中心を意識して中心が一直線になるように書く。

    ⑤スペースを有効活用して隙間が均等になるように書く。

  • 今まで字の練習帳的な書いて覚えるタイプの本を買い、挫折したことは1度や2度ではない。そして、まったく効果がなかった。
    この本を読んで、潰れないよう、省略しないよう、中心線を意識して書くだけで、だいぶ字がマシになった。
    あと両手を八の字にするというのもよかった。
    まずはこの基本を習慣化したい。

  • 20200525

  • きれいな文字を書く方法がこんなに簡単にわかるとは思いませんでした。この本を読み始めてから一週間、文字の描き方に注意して過ごしてみましたが、なんだか書く文字を落ち着けると、心まで落ち着くような気がします。
    何よりも文字を書くのが楽しくなりました。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

横浜国立大学教授。大学での教員養成や書写書道に関する研究、文部科学省検定教科書の手本執筆、編集も行う。NHK「天才てれびくん」をはじめ、メディア出演・著書多数。

「2023年 『4~6歳 カタカナ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

青山浩之の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
凪良 ゆう
朝井 リョウ
スティーヴン・ガ...
辻村 深月
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×