モダンExcel入門

著者 :
  • 日経BP
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296109326

作品紹介・あらすじ

●100万行のデータを「3秒」で集計・分析・可視化!
●数字のプロが伝授する、新しい時代のExcel活用法

データ社会ともいわれる現代において、数値を計算しているだけでは、ライバルに勝つことはできず、新しいビジネスを切り開くこともできません。データを収集・整理し、ファクトベースでそれを分析・視覚化して、新たな発見や洞察を得る――。そんな現代的(モダン)なExcelの活用法を、「モダンExcel」と呼んでもいいでしょう。

モダンExcelで「経営ダッシュボード」を作れば、ファイルを特定のフォルダーに投げ込むだけで、すぐにデータを可視化できます。しかも、地域や期間でデータを絞り込んだり、更新したりすることもワンクリックで全自動。そのような仕組みを、VBAなどのプログラミングスキルがなくても実現できてしまうのが、モダンExcelの真骨頂です。

実にさまざまなことが行えるモダンExcelですが、本書では経営管理の側面から次の4つの章に分けて解説します。

 第1章 データを収集・整理する機能としての「パワークエリ」の解説
 第2章 複雑なデータ分析をより簡単に実現する「パワーピボット」の解説
 第3章 上記2つを利用した「経営ダッシュボード」作成のポイントの解説
 第4章 最新データへの更新手順とその結果の見方の解説

経営管理に有効な「経営ダッシュボード」の作成過程を例に取り上げますが、それ以外の用途にも、モダンExcelは幅広く活躍します。商品企画やマーケティング、販売管理や経理・監査など、本書で解説するモダンExcelの機能を見れば、「自分のこの業務にも応用できる」というものがきっと見つかるでしょう。

IT部門ではない人でも分かるように基本から解説していますので、普段からExcelを使っている方なら誰でもご活用いただけます。練習に使えるサンプルデータもダウンロードできますので、ステップ・バイ・ステップでモダンExcelの操作方法を身に付け、ご自身のビジネスに応用することができます。

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすかった。ただねえ、実用本に「重要なことなので繰り返します」って、フレーズ、文字稼ぎな気がしておばさんは好きじゃない。

  • Excelでここまでできるとは。実践例でわかりやすい。

  • 良いところ
     分かりやすいストーリーで経営ダッシュボードを作る過程をExcelの機能を使いながら完成させていくので、読み進めるうちに、一通りの形になる。
     Excel初心者向けに多くのコラムが設置されており、操作方法に迷子になりにくい。

    前半は、基本機能の説明とデータ分析に必要なデータ形式の説明。

    後半は、Excelの機能を使って、見やすいグラフや数値の見せ方など、経験に基づいた作り方とアンチパターンの紹介でした。

    悪いところ
     次にするべき事のへの方針指針が少ない。

  • 実践的で手順も明確で分かりやすい。初めて触ろうとする読者目線が心地よい。後半はPowerPivot中心。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC08221395

  • Power QueryとかPower Pivotとか、結構Youtubeで解説している動画があり、
    これらを見れば習得できるのだが、動画だと頭に残りにくいのでまずは本で
    解説を読めば頭に入ってくるだろうと思い、書店に行くとこの本があった。
    私もExcel歴30年近くの超ベテランであるが、15年ぐらい前から新しい使い方などは全く習得しておらず、ただの資料作成ソフトとして、または、集計についてもVlookupの嵐のような資料ばかり作っていたのだが、モダンEXCELの進化を見て目からうろこが落ちた気がした。
    あと、PowerQueryでデータをクレンジングして、PowerPivotで集計するという原則は頭の中に入れながら今後のモダンEXCELライフを過ごしたいと思う。

  • 請求記号 007.6/Mu 41

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著者プロフィール

日本公認会計士協会東京会コンピュータ委員長(通算3期)、同・経営・業務・税務の各委員、中小企業基盤整備機構IT 推進アドバイザー、上場会社役員、第三者委員会委員などを歴任。「BIG4」と呼ばれる大手監査法人で金融機関やメーカーなどの法定監査、IT 監査、IPO 支援、M&A 支援などの業務に従事後、独立。3大メガバンク系シンクタンクや自治体などでの講演活動も行う。『会社四季報から始める企業分析 最強の会計力』(東洋経済新報社、共著)、『経営を強くする 会計7つのルール』(ダイヤモンド社、別途翻訳本)、『Excelによる不正発見法 CAATで粉飾・横領はこう見抜く』(中央経済社)ほか、会計分野の著作も上梓。

「2021年 『モダンExcel入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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