脳医学の先生、頭がよくなる科学的な方法を教えて下さい

著者 :
制作 : 郷 和貴 
  • 日経BP
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本棚登録 : 188
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296109586

作品紹介・あらすじ

◎子ども4人東大理三合格 佐藤亮子ママ推薦!

最新の脳科学と医学でわかった!
結論。地頭は伸ばせる!

◎子どもの“生き抜く力”を伸ばす脳の基礎力UP法
Q うちの子、賢くなりますか?
→IQび50%は後天的、脳は変わる!

Q 成績を伸ばす方法は?
→1に睡眠、2に食事、3に努力をほめる

Q 大人の脳を若く保つには
→○趣味にハマる、×肉の食べ過ぎ

感想・レビュー・書評

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  • 一度は読んでおくといいと思う本。全てに通ずる人生のバイブルになるかも。「卑下しない、過信しない」を実行し、メタ認知を続けることが大切だと学んだ。

  • ☆フィギアスケートの動きの違いが分からない/自分で動きが出来なければ見ても区別できない/英語の発音も同じか?☆どこで得た知識か不明…本書中にはなかった!R050723

    脳を成長させる5つの要素
    熱中体験・知的好奇心→夢中になったことを芋づる式に覚えていく・脳の使い方を分かる
    自己肯定感→褒める
    しなやかなマインドセット→失敗してもまた挑戦しよう!
    生活習慣→睡眠・食事

    無理に勉強→勉強とは辛いこと・言われてやること(子供がこのイメージを持つのは×)
    色々体験→3日坊主で構わない

    睡眠時間と海馬
    大人は脳にちゃんと刺激を与えて負荷→ネットワークを太くしよう,強化しようと働く
    楽しむこと 苦痛で過度なストレス→海馬は萎縮

    マシュマロ・テスト→今ならYouTube我慢できるかでテスト
    図鑑に興味→動物園へ・リアル体験の方が記憶に強く残りやすい

    自己肯定感 結果よりも努力したことを褒める
    大人が失敗している姿を見せる・人は間違って当たり前
    ×幼稚園の友達の粗探し→「その子のどこがすごい?どこが好き?」

    やり抜く力GRIT Guts根性(通常複数形・腸の意から) Resilience(回復力) Initiative(自発性) Tenacity粘り強さtənǽsəti
    将来の夢→小さなゴールに分けて達成
    RANGE 幅広い体験

    朝食前に運動→日中の代謝量増加・運動後に注意力アップ
    肉より魚 ×菓子パン 野菜・果物 赤ワイン ナッツ類 オリーブオイル 腹八分(満腹は海馬萎縮)
    ゲーム障害・ネット依存 子供の前に長時間スマホは×
    運動→脳に血流増(中強度45~60分) P142運動しないのは損
    旅行→知的好奇心刺激

    ぼーっとする・回想法・デフォルトモードネットワーク☆うまいやり方を覚えるために本で勉強必要
    デジタルデトックス

    ある行動を習慣化する→66日かかる☆毎日ノルウェイの森
    勉強を教える→学校ごっこ遊びをする
    メタ認知→自分のことを俯瞰的に捉え客観的な判断を下すための力
    知りたい→知的好奇心 卑下しない・過信しない

  • 基本的に、チャット形式で記載されている話はダラダラした印象を持って好きではないけど、
    この話はテンポが良く読みやすかった。

  • とてもよくわかる。若い人には読んでもらいたい。
    実行機能。知的好奇心。創造性。コミュニケーション。自己肯定感。やり抜く力。

  • 文体(構成)は、かんき出版の『文系の私に超わかりやすく…』のような会話形式のとても読みやすいものです。それもそのはず、聞き手役のライターさんが同一人物だった!てっきりパクりかと思った!
    ナイスアイデア!

    基本的な内容で耳タコではありますが、見直しには良いです。赤ちゃん及び幼児のお世話をしながら読むには、息抜きにピッタリかと思います。
    東大生がそんなにすごいんかい…とつい思ってしまうのは置いといて。。
    とにかく勉強ができる集団の親が子どもにかけた言葉が秀逸なおかげで東大に行けたんでもないと思いますが。。こういう短絡的な内容は好きじゃないですけど。
    とにかく結論として、子どもの健やかで良質な育ちは、遺伝と環境と家族仲がほぼ!
    そもそも子どもの学習に関心がある時点で、多くの家庭は環境を整えるはず。親の情報収集力と子どもの観察・分析を誤ってなければ、更にその子に合わせた環境を整えることができる。そして子どもに時間を割ける心と時間の余裕を親が持っていることも重要。そうすると大概、子どもは安心して好きなことや勉強に向かえる。と、私は思います。
    我が家は実体験を積ませるのが苦手。私も旦那もインドア派。そして、息子もいつの間にやらインドア傾向が強くなってしまった。ほーんとに親の力が大切。
    だからとて、親が無理するのも違うし。それはそれで運命といいますか。恵まれなかった部分、満たされなかった部分は子どもが大きくなった時、それもまたその子の味になるはず。
    子どもには、自分の力で納得できる幸せな人生を歩んでほしい、これに尽きます。
    ちなみに、この本では前頭葉の発達のピークが12歳となっているが、中野信子著作の中では、30歳前後がピークと紹介されていた。どちらにしても前頭葉の発達には時間がかかるということには間違いないということかな。

    後半から特に面白かったです。
    キーワードは「メタ認知」!
    実はというか、やはり、私はメタ認知高めの人間だ。ここまでやってこれたんだもの。
    これからも、きっと!

  • しっかりと文献が引用されており、信頼できる1冊。何よりとても読みやすいですし。図書館で借りた1冊でしたが、購入してもよいかと考えています。
    なお、あえて子育てカテゴリーに分類致しました。それだけ子育てに有用な記述が多かったためです。

  • 朝食前の運動は、日中の代謝量が上がる。
    学習には睡眠と食事が大事。
    後半のレム睡眠によって、感情がコントロールできるようになる。
    勉強は短時間でいいから習慣化する。

    ネットがやめられない仕組みは、情報探索行動によるドーパミンの放出のせい。つぎつぎとドーパミンの放出を求めるから。

    運動、趣味と好奇心、コミュニケーション、食事、睡眠、幸福感、が脳の機能を落とさないポイント。
    なわとびは10分でかなりの運動になる。
    毎日筋トレする。
    毎日楽器演奏する。
    旅行、料理。一人ブラタモリをする。
    生涯現役が脳のためにはいい。
    MIND食。
    7時間前後の睡眠が体にいい。
    主観的幸福感が長生きにいい。
    感情のコントロール=メタ認識=自分のことを客観的に見る訓練。
    寝る前の儀式としてマインドフルネスを行う。自分の体の状態に意識を向ける。

    習慣化する方法
    習慣化には時間がかかる。
    3日坊主は当たり前。何回も3日坊主をやる。
    スモールステップ法。ランニングシューズを履くだけ。
    ゲームにする。

    ポモドーロ法で集中力をアップ。
    毎日複数の科目を学ぶ=多様性学習
    講義前日に復習している学生のほうが成績がいい。

    メタ認知を身に着ける=客観的に見る練習。
    しなやかマインドセット、自己肯定感も身につく。
    自分を卑下しないが過信もしない。

  • こうすると良い、と肌感覚やこれまでの知識で理解していたことを、脳の構造や先生のわかりやすい解説で論理的に知ることができ、興味深かった。
    また、自信にもなった。
    いきいきとしている高齢者はとにかく好奇心旺盛だと聞いたことがあるが、知的好奇心こそが脳に良い刺激になることがわかった。
    メタ認知(自分を客観視)をし、何事も肯定的に、毎日知的好奇心を持って楽しく暮らしたい。
    早速実行したいと思った。

    自制心
    知的好奇心
    運動
    楽器演奏
    結果より努力

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著者プロフィール

東北大学加齢医学研究所教授。医師。医学博士。1970年生まれ。東北大学大学院医学系研究科博士課程修了。東北大学加齢医学研究所臨床加齢医学研究分野教授。東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターセンター長。一児の父。
脳のMRI画像を用いたデータベースを作成し、脳の発達や加齢のメカニズムを明らかにする研究者として活躍。読影や解析をした脳MRIは、これまでに16万人に上る。脳を健康に、若々しく保つ生活習慣はマスコミでも大反響で、そのノウハウをまとめた著書『生涯健康脳』(ソレイユ出版)とそれを子育てに応用した『「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社)は各10万部を突破するベストセラーとなる。
その他の著書に『こんなカンタンなことで子どもの可能性はグングン伸びる! 』(ソレイユ出版)、『「脳を本気」にさせる究極の勉強法』(文響社)、『回想脳』(青春出版社)、共著書に『脳医学の先生、頭がよくなる科学的な方法を教えて下さい』(日経BP社)など多数。

「2023年 『70代でも老けない人がしている 脳にいい習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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