「秒」で伝える 「観察力×表現力」を鍛える100のレッスン

著者 :
  • 日経BP 日本経済新聞出版
2.20
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本棚登録 : 47
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296118199

作品紹介・あらすじ

LINEやチャットでもちゃんと伝えられますか?100の絵解きを通じた小さな習慣から始める、誤解されない文章表現・伝達力の磨き方。 あなたの伝えたいこと、速く正確に伝わっているだろうか? 「おおまかに」伝わればいいのなら、頭に浮かんだ言葉をそのまま伝えたり、書き出したりしても目的は達成できる。しかし、「しっかり」伝えなければならない場面は、当たり前だがそれではダメ。例えば、車が動かなくなったとき、「おおまかに」は「車が動かなくなった」で十分だ。しかし、なぜ動かなくなったのか、どうしたらいいのかを相手に聞いたりするには、「どんなふうに動かなくなったのか」など状況をきちんと伝えないと、自分も相手も「しっかり」考えることができない。 最近は仕事でも、eメールのほかLINEやチャットを使う場面も増えてきたが、きちんと相手に伝わるように、また齟齬が生じないように表現できているだろうか? 「そんなつもりじゃなかったのに」と後悔した経験のある人は多いはずだ。 本書は、簡単な1枚の絵を見て、そこに描かれた状況をどのように伝えるかをテーマに100の実践的なレッスンを提示。その絵のどこを見て、簡潔にどう表現するか。1つひとつ取り組むうちに、誤解されることなく相手に伝わる観察力と文章力が身につく。短い表現でも正しくポイントを伝えられるようになれば、報告書など様々な場面でも、きちんとした文章が書けるようになる。すべての人におすすめの一冊である。

感想・レビュー・書評

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  • 仕事柄、正確な情報の伝達・入手が必要なので、あとがきの「しっかりとした考えを持つためには、まずは自身の表現のいい加減さに気づき、日ごろからいい加減な表現をできる限りなくしていく心構え」には賛同するが、タイトルと内容の乖離が否めなかった。

    もっとあるある、だったり、例文が「その問い合わせ困るんだよねぇ」的なひっかかりがあると違うかもしれませんが。。

  • 屁理屈のオンパ
    右側に絵、左側に文章という構成で一貫していて、絵を見ながら説明文を考え、文章を読み答えあわせをする。

    見た絵から事実のみを抽出し書くとしながら、絵について想像を膨らませて書いている部分も多い。特に酷いのが秒で伝えるとしながら、答えの文章は秒では伝わらず、結局、絵だよねとなる。

    試しに、左側の文章を読んで、右側の絵を想像してみると面白い。文章のみで伝えることの困難さがよくわかる。

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著者プロフィール

1985年東京工業大学工学部化学工学科卒。デュポン・ジャパン(現デュポン)合成樹脂事業本部入社。エンジニアリング・プラスチックス事業部の技術営業として各種プラスチックに関する技術課題の解決支援(設計、加工、検査)に従事。1992年から日本プラントメンテナンス協会でトータル・プロダクティブ・メンテナンス(TPM)などの指導に従事。2005年より独立し現職。著書は『なぜなぜ分析 実践編』『同 管理編』(ともに日経BP社)、2013年2月に『問題解決力がみるみる身につく 実践 なぜなぜ分析』(日経ビジネス人文庫)が発売された。

「2014年 『クイズで学ぶ なぜなぜ分析超入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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