「キーエンス思考」×ChatGPT時代の付加価値仕事術

著者 :
  • 日経BP
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296203307

作品紹介・あらすじ

超高収益を生む「キーエンス思考」をChatGPTで"完コピ"「付加価値」を圧倒的なスピードで創造できる――。仕事の成果アップに結実させられるChatGPTビジネス書の決定版!「成果に最短距離で突き進む仕事術」を理解し、ChatGPT活用で遂行していく。日本屈指の高収益企業・キーエンスが成果を生む秘訣である「付加価値」をつくるためのプロセスを、ChatGPTで"完コピ"するための手法を詰め込みました。例えば、情報収集や分析はChatGPTに「仮説」を立てさせることで、新たな観点が生まれ、今手掛けている仕事をブラッシュアップできる。そして付加価値創造が実現し、成果が上がる――。全編を通して、日々の仕事で成果を上げることを念頭に置いたChatGPTのノウハウ本です。キーエンス出身で、自身も業務にChatGPTを有効活用。コンサルティング業務でも顧客にChatGPT活用を提案し、年10億円の利益改善などを実現している著者が徹底解説します。さて、ビジネスパーソンには、様々な立場の人がいます。本書は、どんな立場にあっても成果アップに直結させられる一冊です。例えば、こんなことが実現します。【一般社員のあなた】経験を積む時間を"チート"してみるみる成長【マネジャー(管理職)のあなた】部下が勝手に育ち、チームの業績もアップ【経営者のあなた】優秀な社員ばかりになり、組織の生産性が2倍に「サボっているわけではないのに、上司や同僚に評価されない」「なかなか部下が育たない」「自社、自部署の業績が上がらない」……。そんな悩めるビジネスパーソンにこそ読んで欲しい、AI時代に成果を上げるためのバイブルです。

感想・レビュー・書評

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  • これをきっかけにChat GPTを使ってみた。使い方に慣れればとても便利な機能だと思う。読み物としてはいまいち。

  • •感想
    今日読んだ本の中ではダントツ良著。
    ChatGPT毎日活用しよ。
    仕事ももっと楽しくなりそう。
    とにかく全員にお勧めしたいです。

    •Todo

    しごできになるために。
    ★時間とお金の約束を尊重する
    ★目的意識、目標意識、問題意識を持つ
    今抱えている問題意識が目標達成に直結するかを点検する
    •情報収集能力、情報分析能力、目標設定能力を見極める
    •目的達成力(問題解決力、行動力)を立てる
    ★それは何のために?影響力はどれくらい?他にやることは??
    ★ピッパの法則を徹底する。

    問題の構造には時間軸と成果軸があり、
    それらを達成した理想の未来が目標である。

    ★価値とはお客様が決めること。
     これを使うことでその後の生活や仕事の役に立つか。
     そのために潜在ニーズを徹底して追求する。
     ※課題や疑問を徹底して深掘りする

    ★高い業績をあげる意欲を持ち、
     自分の強みと課題を理解把握しておく

    ★★プロの必須条件
    売上と経費削減につながる企画が出せているか
    最小の時間と費用で進めることを常に意識しているか
    判断は市場原理と経済原則に基づいているか
    ※お客様はどう考えているかを理解して、この仕事によってちゃんと収益が出るかも見る。
    当事者意識を持って気付きを発信できているか
    自分の意見、考えを持ってホウレンソウできているか
    因果関係 なぜ をはっきりさせているか
    大事な事柄を周囲に十分浸透させているか
    満足な結果が出せているか

    ★★プロジェクトや一定期間毎に目標結果に対する振り返りを行う。
     目的や意図は何か、どのような工夫やアクションをしたか。再現可能な価値。
     検証•分析した結果を個人レベルに留めるのではなく、全社的に再現可能なレベルまで突き詰めてパッケージングする。 

    ★お客様は何と言っているの?を大事に
    ★若手中堅は今が下剋上チャンスである
    ★★一般常識はChatGPTに。
     〇〇と取引する際に知るべき一般常識を教えてください。
     〇〇がよく吐いている愚痴や弱音を3つ出してください。
     上司に今日の営業の成果を伝える報告書を作ってください。
     未来の都市を描写する短い物語を作成してください。
     クライアントがプロジェクト進捗を訪ねてきた時の適切なメール返信を考えてください。
     納期が遅れています。クライアントに謝罪する適切なメールを考えてください。
     文書を要約してください。
     要約を小学生がわかるように変換してください。
    ★★プレゼン構成やセリフを考えさせる。
     〇〇のマーケティングプラン立案についてプレゼンテーションの大枠を立案してください
     〇〇なビジネスモデルについて10分間のプレゼン概要を作成してください
     人工知能の未来についてスピーチを作成してください
     新入社員に向けて、正しいセールストークを身につける教育コンテンツを開発してください。
     プロジェクト計画について〇〇週間での動き方を計画提案してください。
     〇〇のストーリーラインを作成してください、商品は〇〇です。

    ★★お客様の目的を理解して仕事ができる人とそうでない人の差がこれまでとは比べものにならないほど広がる

    ★★常にWhy??を繰り返す。
    ★★ビジネスモデルの理解とどのお客様に対して付加価値を出すのかを追求する。
    そうすると超ニッチな仕事以外はどんな仕事でもどこに価値を提供すべきかがわかる。
     そしてここに存在するルールも追求する。

    ChatGPT例
     業種:〇〇
     年商:〇〇円規模
     ターゲット市場:全世界の〇〇ユーザー
     従業員数:〇〇万人
     所属部署:製品開発部
     この会社の目的、および自部署、私の仕事の目的を詳しく教えてください。
     
     私自身の目的についてはより明確にしたいので5つほどの項目に分けて提示してください。

     また私は一般社員ですが、課長クラス、部長クラス、役員クラスの目的も含めて提示してください。 
     ※★社内では2個上の役割を知ることが大事

    •顧客企業の目的を明確にしたい。
    業種:〇〇
     年商:〇〇円規模
     ターゲット市場:全世界の〇〇ユーザー
     従業員数:〇〇万人
     所属部署:製品開発部
     この企業の目的を明確にしたい。
     •ビジネスモデルの解説
     •ビジネスモデルから想像される顧客企業全体の目的
     •想像される部署とその役割
     •問題が発生していそうな業務の仮説

    ★★問題自体を定義する
     目標に対しての現状、成果軸、時間軸をはっきりさせる。
     
     私達はITソリューションサービスの新規顧客開拓を行なっています。
     現在の状況は次のとおりです。
     ===
     期限:2024年3月31日
     目標数値:新規契約獲得数:1,000件
     現在:2023年11月1日
     現状数値:新規契約獲得数700件
     ===
    この情報を基に、現在直面していると想定できる問題点を列挙してください。
    ★★問題解決に繋がる情報を集める
     定義してもらった問題点に対して、何を調査•分析すべきでしょうか?
    ★★問題解決に繋がるアクションを抽出する。
     提示してもらった調査•分析すべき内容を基に、定義してもらった問題点を解決するための具体的なアクションを教えてください
    ★★アクションプランをマイルストーンや役割に落とし込む
     提案してもらったアクションを具体的なマイルストーンに分解してみてください

    ★★★仮説の洗い出しにChatGPTを有効活用する。
    ★SWOT分析なども可能。また数値化も可能。
    •仮説の誤りからさらなる課題を設定させる。

    ★★★困ったらとにかくChatGPT
    ★★★★浮いた時間は五感を通じて感動を体験する時間に使う。音楽ライブ、旅行、登山など。
    ※ChatGPTはまだここが感動ポイントとして表せない。ここは代替できない。

    •働くは側の人を楽にするから来ている。
     仕事をして人を楽にした結果、自分は貢献感を得られる。
     作業レベルの仕事をしているとお金のためにはたらく形になる。
     ビジネスモデルやWhyを明確にすることで、自分の仕事が誰を楽にしているのかを明確にし、部署全体を動かすレベル、企業経営の根幹をなすレベルになり楽にさせられる人をどんどん増やす=自分も大きな幸せになるはず。
     作業レベルの仕事では自分の仕事が誰を楽にしているのかわからない。
     付加価値とは人を楽にすること。

    ★★★★いなくては困る人になる 簡単な方法は目的意識を持って上司から彼はよくわかっている と思われる状態になること。
     上司の目的を理解し、叶える仕事をすることが必要。それを同僚にすれば彼に任せれば大丈夫。となり上からも有望株と見られるようになる。

    付加価値を考えると仕事が楽しくなり、いくら働いても苦にならない。

  • ChatGPTの使い方に関してはネットに転がっている情報に毛が生えた程度。表紙が目を引くだけで中身に刺さる点は余り無かった。

    ChatGPTを相談相手に用いるやり方は実践していこうと思う。

  • ChatGPTを活用しようというモチベーションが生まれた。使いこなせるようになるには、本を読んで勉強するより、使い込んで慣れるしかないと思う。

  • Chat-GPTのことを絡めた仕事術という感じだった。
    しごでき というワードが出でくるくらいなのでだいぶ砕けてて読みやすい。
    プロフェッショナルの心得
    知識と洞察力
    行動と実行力

    AI 時代は
    意思決定能力、創造性、人間関係構築力が必要

  • キーエンスでは、お客様さえ気づいてないニーズに応えることで高い付加価値を提供できると考えている。そのために必要なのがお金と時間の約束を守る、聞く、知識、情報など 3要素や8つの条件がある。
    私はそこまで考えて働けるのだろうか。

    チャットGPTは具体的に質問するほど深く掘り下げた返答がくる。質問の仕方や返答が書かれてあるので分かりやすかった。質問のひな形を作っておけば一部を入れ替えるだけですむので時短になり便利である。網羅的に回答してくれるので抜けを防げるのはメリットだと思う。仕事でも十分活用する価値はある。
    私の仕事は事務作業なので使うタイミングはあるのかどうか。

    チャットGPTに興味があれば使い方のイメージが出来るので、読んでみる価値はある。仕事向けですが…。


  • chat GPTの様な生成AIが普及する時代であっても、ヒトはAIにはない、意思決定力、創造性、人間関係構築力を持ち続ける。
    その力を最大限に磨き、付加価値を世の中に提供して行けるかが、これから必要な能力。

    仕事をする理由は傍の人を楽にするため

    そこで自分は貢献感を得て、必要とされる事を認識する

    付加価値提供=人を楽にすることを重ね、常に満たす状態

    お客様、周囲に感謝される

    前向きに仕事ができ、心も豊かになる

    さらに収益や待遇アップにもつながり、良い循環に

    プロンプトの手法、整理も出来る良書。

  • チャット GTP の本は色々あるけれど、割と上流コンサルに紐付けて話はなかった気がするので、その点では良かったと思う。
    ただ、数年後の予想があるが。若干フィアーな感じがしないでもない。
    ひとまず読んでみるのはありだと思います。

  • キーエンス出身で、付加価値に関する本を書いた田尻さんの本。

    単なるchat gptのプロンプト紹介じゃなくて、どうしてchat gpt使うんだっけ?みたいな部分、それも付加価値というテーマに沿って紹介されていたのが参考になりました。

  • 目的を明確にし、目標設定をする!

    目標達成に必要な行動をしっかりとる!

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著者プロフィール

株式会社カクシン 代表取締役社長 CEO
京都府京都市生まれ。大阪大学基礎工学部情報科学科にて、情報工学、プログラミング言語、統計学を学ぶ。2008年卒業後、株式会社キーエンスにてコンサルティングエンジニアとして、技術支援、重要顧客を担当。大手システム会社の業務システム構築支援をはじめ、年30社に及ぶシステム制作サポートを手掛けた経験が、「最小の人の命の時間と資本で、最大の付加価値を生み出す」という経営哲学、世界初のイノベーションを生む商品企画、ニーズの裏のニーズ®までを突き詰めるコンサルティングセールス、構造に特化した高収益化コンサルティングの基礎となっている。その後、企業向け研修会社の立ち上げに参画し、独立。年商10億円~2,000億円規模の経営戦略コンサルティングなどを行い、月1億、年10億円超の利益改善といった企業を次々と輩出。企業が社会変化に適応し、中長期発展するための仕組みを提供している。

「2022年 『付加価値のつくりかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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