Webマーケティングの正解 ~ほんの少しのコストで成功をつかむルールとテクニック

著者 :
  • 技術評論社
3.76
  • (3)
  • (9)
  • (4)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 114
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784297111953

作品紹介・あらすじ

「たくさん情報はあるけど、結局どこから手をつければいいの?」
「専門知識をたくさん勉強しなきゃ……でも、そんな時間はない!」
「予算が少ないから、余計なコストはおさえて成果をだしたい」

そんな悩みの“解答”を220社以上のコンサルティング実績を持つ著者が教えます!
しっかり売るための戦略にもとづいて手法を紹介しているので、ムダな労力やコストをかけずに手早く成果を出せます。
また「ライティング・SEO・SNSマーケティング・Web広告」といった王道手法からMEOなどの最新手法まで網羅。
Webマーケティングに取り組むなら「必ず知っておきたいこと」がこの1冊で全部わかります!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • WEBマーケティングのゴールはドラッカーで言うところの
    「セールスを不要にすること」

    信用と不安の解消
    →商品以外の記事を掲載したり、初回購入のハードルを下げてみたり、魅力的なオファーを付けてみたり。

    潜在層からファンリピーターまでのカスタマージャーニーを描く中で
    ターゲットをきちんと選定しておくことで、無駄なコストを削減できる。
    広告出稿する場所や同梱物の一貫性、商品コンセプト、世界観など。

    ターゲットを絞ることで自ら可動域を狭くしているように思えるが、結局的を絞らないとマーケティングに一貫性がでない。ファンに上がっていかない。(結局新規獲得に力を入れ続ける必要がある)

    直帰率や離脱率を低くするためのページ作り

    昔は(高度経済成長期など)、新しい技術がどんどんでてきて、出生率も今よりもはるかに高い
    という状況下で、「新たな市場の発掘、市場シェア拡大」が重要視されていた。
    今は、人口減の時代に入っていて
    「顧客のロイヤリティを高めて、どれだけマインドシェアを獲得できるかにシフトしている。」
    これは考えたらわかる事かもしれないが、意外と深く刺さった。
    やっぱ同梱物とか世界観をもっと重要視しないとまずい。

    USPとターゲットを明確にしてあげることで、販路とマーケティング施策はある程度見えてくる。
    そのためにも3C 分析は必要(companyUSP、competitor、customer)

    自分ごとと思わせつつ、社会的証明をしつつ、権威感も出しつつ、他社とは違う明確なUSPがありつつ。

    ECでは常にまとわりつく「不安」を解消しつつ、「信頼」と「期待」を育成していくページ作り。

    グーグルとYahoo!の検索エンジンシステムはほぼ一緒。
    すなわちSEO対策もほぼ一緒。
    普段からGoogleに好かれるようなページ作りを行っていれば、多少のアルゴリズム変更があったとはいえ、大した影響はない。

    顧客にとってのベネフィットを明確にすること(USP)、共感(開発ストーリー)、安心感を与える事(レビュー、会社概要など)

    ユーザーがページ移動したときなどに表示されるパンくずリスト
    「トップ>商品一覧>デジカメ」みたいなやつ。SEOに有効。
    各テキストをアンカーテキストにしてあげることで〇。

    「関連キーワード取得ツール」で、関連キーワードを洗い出す。
    それらを記事内に張り巡らせることで、SEO上位表示の鍵となる。

    トレンドを知って、世間で読まれている記事を公開することもあり。
    そのためには、世間で読まれている人気の記事を公開すること。

    顧客がアクションを起こす前に想定される不安をすべて取っ払ったうえで、今行動しなければいけない理由(後押し)をコピーに盛り込む。

    検索するときに、一語だけで検索している人は全体の5%にも満たないというデータもあるとの事。

    ロングテールを意識してキーワード選定を行う。
    顧客のインサイトを深堀り、どのキーワードであれば検索される且つCTRが高いか判断する。

    良質なサイトから被リンクをもらう事で、良質なサイトだと判断される(ランクがあがる)

    近年、企業の不正やマスコミの隠蔽などが横行していて、消費者は混乱&不信感を抱いている。
    その結果、信頼できる人やコンテンツからしかものを買わないようになっていく。
    さらに人口も減少傾向にある日本だから、一つの会社に利益が集中するなんてことも大いに想像がつく。
    顧客のロイヤリティを高め、顧客とロングスパンで関係構築ができるSNSは有効な手段。
    長期的なイメージ向上。

    広告ではミドル,スモールワードをたくさん登録して、費用対効果を高める
    相当数登録できれば、一般キーレベルのPVを稼げる場合も大いにある。

    品質スコアは、キーワードごとにスコア化されていて
    ①クリック率
    ②広告とリンク先のページの関連性
    ③LPの品質
    ④CPC
    で決まるとされている。

  • ●マーケティング=セリング(販売)の(必要)をなくすこと
    ●webマーケティング:信頼関係の構築+期待の育成(顧客事例など)
     ✓潜在顧客→弱い見込み客→強い見込み客→一般顧客→ファンリピーター
      認知 信頼構築/USP  信頼深堀り+背中を押す  満足+飽きさせない
     ✓不動産:webで認知→メルマガ登録→無料イベント→FB交流→無料相談→成約

    ●戦略ストーリー:いかなるwebマーケティングにも共通
     ✓適切なペルソナ設計
     ✓USP --- ペルソナとの擦り合せ
     ✓効果的なキャッチコピー ---ペルソナに”自分ごとさせる”
     ✓信頼されるためのコンテンツ(有益・専門的な情報)---ペルソナとの信頼構築

    ---> キャッチコピーで自分ごと化させ、USPをベースに有益情報を継続提供し信頼
      を構築。その上で言語化したUSPをそっと提示しTargetに期待してもらう。
       最後に、”断ったら勿体ない程のオファー”を提示することで背中を押す。

    ●USPの物語化
     ① 技術・ノウハウ ② 実績・経験 ③ 想い(創業背景やvision)

    ●USPを探る質問
     ✓自社はどんな経験・実績があるのか(実績)
     ✓どうして顧客は自社を選んだのか(総合)
     ✓仕事をしていて最も楽しい時は(想い)
     ✓仕事をしていて譲れないものは(想い)
     ✓自社はお客様にどう思われているか。良い点悪い点(総合)
     ✓自社の商品の対競合での”ここだけは負けない点”(技術)
     ✓自社のファン(リピーター/優良顧客)の特徴は?(総合)
     ✓お客様から言われて最も嬉しい言葉は?(総合)
     ✓現在の仕事を始めようと思った背景は(総合)

    ●キャッチコピー
     ・自分に関係するサイトなのか?
     ・読む価値のあるサイトなのか?を瞬時に判断する基準になる

    上手く表現するには
     ① ターゲットを絞り自分ごと化させる(適切なペルソナ設定)
     ② ベネフィットを明らかにする(USP訴求)
     ③ 数字等を用いて具体的に表現

    ●わかりやすいサイト構成
     ①内部リンク(ページトップへの一方向のリンクを付ける)
     ②パンくずリスト(トップ>商品一覧>デジカメ、など)
     ③サイトマップ(一覧で構成を見れる)http://www.sitemapxml.jp/
    ※上記サイトでマップを作成しgoogle search consoleからupload.

    ●SEO/入札ワード決め
     ・https://related-keywords.com/
      指定ワードと一緒に検索されるワードの一覧を表示
     ・https://aramakijake.jp/
      キーワードの検索ボリューム推定。G/Y両方の月間検索数を推定。
    Ads出向済ならキーワードプランナーも。

    ●サイト最適化
     ✓タイトルタグ <title 資金調達 xx市|xx市で資金調達の相談ならyy</title>
      --- Googleのsearch engineにとっての顔。キーワードを1-3入れ込む。
     ✓見出しタグ:h1-h6
     ✓メタディスクリプションタグ:Google検索画面に表示される説明文

    ●自社サイトへの流入経路/KWの分析
     ✓Google Search Console
    ※Googleから発行されるふHTMLファイルをサイトにupload

    ●SEO / 有効な被リンクを増やす
     有力サイトからの一方向のリンクが重要。サテライトサイトを別ドメインで複数
    ====
    ●SNS/Facebook
     ニュースフィードのランク付けロジック:エッジランク
     エッジランク=重み×親密度×時関経過
      重み:いいねやコメント量 親密度:平素からその友達とのFB上での交流量
      時間経過:投稿からの経過時間(新しいほど加点)

    ●リスティング広告
     ✓middle/small wordを狙う:large wordは高単価&ユーザ属性がブレる
     ✓品質スコアによって同じキーワード/掲載順位でも数倍~5倍程度の開き
     ✓品質スコアの構成は
       ①広告のCTR ②広告と遷移先LPとの関連性 ③LPの品質
       ①ユーザの検索ワードを広告分に含める/気を引く広告文
      

  • webマーケティングの基礎を教えていただきました。

    大切なことは核の部分の「売り込みではなく価値ある情報を伝えること」
    発信の際にはいつも意識していきたいと感じました。



  • SEOだけでなく、
    新規顧客を獲得するため、MEO施策を行う。

    信頼関係を構築し、期待を持ってもらう。
    5G環境が整いつつあるが、CMを作らない。
    代表の思いや使い方、操作方法、専門知識、開発ストーリーの動画を作るべし。

    検索エンジンだけでなく、アプリやSNSで検索している。特にSNS施作は中長期的に必要。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

合同会社ライトサポートアンドコミュニケーション 代表社員/CEO。
17年間にわたり、富士通株式会社でパソコンや携帯情報端末など、IT製品の営業・マーケティング業務に従事した後、経済産業大臣登録中小企業診断士として独立し、2010年に合同会社ライトサポートアンドコミュニケーション設立。専門分野は営業・マーケティング・IT。
Webマーケティングやソーシャルメディア活用を中心に、独立後14年で270社以上のコンサルティングを実施。250回以上のセミナー・研修の登壇実績をもつ。
著書に『Webマーケティングの正解』(技術評論社)、『絶対合格応用情報技術者』(マイナビ)、『やさしい基本情報技術者問題集』(ソフトバンククリエイティブ)、『問題解決に役立つ生産管理』(誠文堂新光社)などがある。

「2023年 『【改訂6版】ITパスポート最速合格術 ~1000点満点を獲得した勉強法の秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西俊明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×