伝説のアーケードゲームを支えた技術

  • 技術評論社
3.57
  • (1)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 113
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784297115548

作品紹介・あらすじ

▼“匠の技術”で振り返るビデオゲーム年代記 1971-1989!

▼本書「はじめに」より
 本書は、1970年代と1980年代のアーケードビデオゲームを支える、さまざまな技術を紹介します。ゲームの内容にも触れますが、ゲームデザインに関する議論や、ゲームの攻略情報については踏み込みません。アーケードゲームのハードウェアとソフトウェアに関して、仕組みが面白い技術、ゲームの世界に進化をもたらした技術の中から、いくつかを選んで取り上げて解説しました。そして、その技術を使っているゲームを紹介しています。
 人気やプレイヤー評価ではなく技術面から掲載作品を絞り込んだため、やや通好みのゲームも掲載することになり、意外なゲームのラインナップになっているかもしれません。どんな時代背景が各ゲームを生んだのかイメージしやすいように、発売年ごとにゲームを紹介し、さらにその年に起こったできごとも掲載しました。
 博物館に鉄道車両や飛行機などを見に行くとき、背景知識がなくても楽しむことができますが、内部の構造や鍵となる技術について知っていれば、もっと楽しめます。本書を読んでからゲームを遊んだときに、「なるほど、この仕組みだから、こんな遊びが生まれるのか!」という発見をしていただけたら幸いです。(中略)
 本書が、レトロゲーム、そして全てのゲームをより楽しむきっかけになることを願っています。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前半、とくにハードウェアで制御する技術についてがカルチャーショックでした。

    僕は世代的に
    「COBOL」「FORTRAN」
    は、直接それを使うことは無いが
    「Python」「GO」
    については全然知らない。
    という年齢です。

    1970年代のコンピュータのことや、
    初期の家庭用ゲーム機のことなど、
    知っていると今のコンピューターの見方が変わりますね。
    少し説明が難しいところもあるかもしれませんが、
    基本情報技術者試験の勉強をしたことがあるレベルであれば、
    問題なく読めます。

    章ごとに必要知識も変わってきますので、
    読みやすいところから読んでもいいですね。

  • 電子技術系だから、自分の本職とは違ってた

  • 古のアーケードゲームと、それを実現していた技術を過去から遡って解説してくれている一冊。
    アーケードゲームはその時々に使い得る技術を尽くして開発されている感じがして興味深い。

    著作権などの都合か、ゲーム画面そのものは一切なく全てイメージ図である。せめて博物館レベルのゲーム筐体なりプレイ画面くらいは載っていて欲しかった。ググれで済む話かもしれないが…

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

松浦 健一郎(まつうら けんいちろう)
東京大学工学系研究科電子工学専攻修士課程修了。研究所において並列コンピューティングの研究に従事した後、フリーのプログラマ&ライター&講師として活動中。企業や研究機関向けのソフトウェア、ゲーム、ライブラリ等を受注開発している。司 ゆきと共著でプログラミングやゲームに関する著書多数。

「2022年 『確かな力が身につくPHP「超」入門 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松浦健一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×