図解でわかるカーボンニュートラル ~脱炭素を実現するクリーンエネルギーシステム (未来エコ実践テクノロジー)
- 技術評論社 (2021年9月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784297122690
作品紹介・あらすじ
2020年10月の菅総理の所信表明演説で「2050年までにカーボンニュートラル、脱炭素」を宣言、今年4月の気候変動サミットで温室効果ガス46%削減を表明したことにより、エネルギー事業の方向転換を迫られています。
その中でも最重要なカーボンニュートラルとは何か? 水素・再生可能エネルギーを活用するなどCO2(二酸化炭素)の排出量を極限まで抑え、カーボンリサイクルで排出されるCO2を循環させるなど、排出量を実質ゼロにするクリーンエネルギーシステムです。
世界が水素や再生可能エネルギーなどのグリーンエネルギーに舵を切る中、遅れをとっている現在の日本のエネルギー動向を踏まえ、カーボンニュートラルを実現するために必要な技術、これから具体的に何をしなければならないのかを国のエネルギー技術戦略策定や、さまざまなエネルギー分野の調査研究を受託するエネルギー総合工学研究所の博士たちがわかりやすく解説します。
既刊の「図解でわかるカーボンリサイクル」もあわせて読むことで一層、理解が深まります。
感想・レビュー・書評
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ある程度網羅感があり良い
各要素の関連性、全体像が見えると良いかも
当然、そこまで深い話はない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2階書架 : 501.6/ENE : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410167059
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カーボンニュートラルは、水素・再生可能エネルギーなどを活用し、CO2の排出量を極限までおさえ、カーボンリサイクルで排出されるCO2を循環させるなど、実質CO2排出量をゼロにするシステムです。世界および日本がクリーンな社会を目指す中、カーボンニュートラルを実現するために必要な技術、実践方法がよくわかります。(e-honより)
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#本ヲ開ク世界ヲ開ク
豊富なイラストとわかりやすい説明でつづられた図鑑を集めました。未知の分野への扉を開くきっかけになるかも…?
金沢大学附属図書館所在情報
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https://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BC09795265?caller=xc-search -
カーボンニュートラルの概要、トピックスがまとまっていて基礎知識の確認として良い。
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カーボンニュートラルは、
電力
非電力
で考える。
電力は、
火力における二酸化炭素を減らす
→効率化
アンモニアとの混焼など
二酸化炭素を回収、固定する
→CCS
再エネを増やす
→時間差、地域差を補うため
蓄電技術を併用する
原子力を使う
ことで、二酸化炭素の排出量を減らす
非電力は、
運輸部門
民生部門
産業部門
のそれぞれが対応していく。
運輸部門では、
BEV バッテリー
FCV
へのシフト。
そのために、航続距離と、充電時間の短縮。
バッテリーが解ではなく、非接種給電が
解かもしれない。
民生部門は、
家庭
業務(お店など)
に分かれる。
使うエネルギーの半分程度は、すでに電気。
残りを電気に切り替えていく。
ZEB/ZEH
産業部門も、
二酸化炭素を少なくする
回収する
電気に切り替える
まとまった量のCO2がでるためCCSとの
相性は良い
ことで対応する -
大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/684051 -
図解が多くてわかり易い。
ただ、ほとんど既知の内容だったのが残念。