- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784299000934
作品紹介・あらすじ
何歳からでもやせられる! きつくない!
そんな夢のようなダイエット法を50代の名医が自ら実践して話題になっています。
それが内臓脂肪をカンタンに落とす池谷式メソッド。
本書ではどうしたらラクにやせることができるのか、肝となる37のコツを
まんがを織り交ぜながら、わかりやすく紹介していきます。
感想・レビュー・書評
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・体重を落とすなら食事が9割。
・糖質を減らすと痩せる理由は、体を動かすエネルギーとなるのは糖質。その体を動かすエネルギー以上に糖質が余ると太る原因となる。摂取を制限することで余分なインスリンを出さないようにする。つまり血糖値の急上昇を抑え肥満を防ぐことが可能になる。
・血糖値を急上昇させないことが重要。炭水化物などの糖質を一気に上がると血糖値が急上昇する。するとすい臓からインスリンというホルモンが出て血中の糖分を肝臓と筋肉と脂肪細胞で取り込むようにうながす。それが、エネルギーとして消費されない分が中性脂肪となる。ただし糖質をゼロにすることは体や脳を動かすブドウ糖の必須エネルギーがなくなることになりだるくなったりやる気がなくなったりなどの弊害がある。だから糖質は適度に抑えるのが大事。
・糖質を含んだ食事をする場合でも順番が大事。食物繊維をまず摂取すること。ベジファースト野菜やスープから先に食べる。ベジファーストができないときはソイファースト大豆ものから食べる。ゆっくり食べることで血糖値の急上昇を防ぐことができる。
・食事量を減らすとストレスに繋がるので、食べていいものを食べる。
・糖質をとるのはいつもの半分を意識することが長続きのコツ。
・隠れ糖質フード。カボチャ、フルーツ缶、シリアル、練り物、栄養補助食品、野菜ジュース。これらも危険。
・糖質を減らした分食べていいもの。野菜系、肉・魚、ビタミン、ミネラル、タンパク質、食物繊維。大豆食品やキノコ類、海藻系など。
・朝食を抜くと体がエネルギー節約モードになってしまい体重が増加しやすい。名古屋大学で2匹のラットに朝食を食べさせる方と4時間後に餌を与えたところ、後者の方が体脂肪が増え体重が増加した研究結果がある。
・どうしても甘いものやジャンクフードを食べたい時は午後2時〜6時なら脂肪を体内に溜め込みやすい遺伝子の力が弱まるので多少は食べても大丈夫。
・ご飯物を食べたいときはもち麦が良い。大豆の一種でもあり栄養豊富で食物繊維は白米の25倍ある。
・便利なダイエットフードとして、緑茶や抹茶。継続的にとると内臓脂肪を減らす機能がある。EPAやDHAといったオメガ3形不飽和脂肪酸を豊富に含むサバの缶詰もよい。各種ビタミンを多く含み、がんをよぼうする抗酸化作用や抗炎症作用のあるスルフォラファンが多いブロッコリーも良い。
・効果的な運動。かかとの上げ下げ運動。血液循環が良くなり脂肪燃焼する。ドローイン。お腹を凹ませたじょうたいで背筋を伸ばして呼吸する。
・食事後30分は胃の中で消化が起きているので運動しない。運動を行う効果的な時間は食後30分。血中のブドウ糖がそのままエネルギーとして消化され、血糖値が下がり脂肪が蓄積されにくくなる。