警視庁特任捜査官グール 公安のエス (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 65
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299012456

作品紹介・あらすじ

世界伝染病学会の臨時総会が東京で開催されることになり、複数の国際テロ組織が犯行予告声明を出す事態が発生。中でも注目されたのは、「三日月の剣」と呼ばれる新興のバイオテロ組織だった。通常の捜査の手が届かない巨悪に対し、超法規的手段で立ち向かう警察内非公式組織「互助会」は、公安外事二課と協力し、テロ部隊の事前壊滅に動き出す――。偽装殉職によって「死人」となった元警官たちが、通常の捜査では摘発できない巨悪を追い詰める! 大人気「互助会」シリーズ第2弾です。

感想・レビュー・書評

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  • ☆一つなのに、何故最後まで読んだ?面白くなるんじゃないかと読んだんだけどねえ。題材はそんなに悪いとは思わないが、展開が今回は速足でスカスカだった。文章もなんとかしてほしいなあ。「なので」の連発、耐えられん。「偽名な人物」だって!?これって、日本語?同じ文が、微妙な変化もつけずにそのまま使われているしなあ。至極残念。

  • 鷹樹烏介『警視庁特任捜査官グール 公安のエス』宝島社文庫。

    『互助会』シリーズ第2弾。

    各国の諜報組織にテロ組織、国内の公安組織に、公安のS、警察の非合法組織『互助会』が入り乱れ、過激度が増すものの、ストーリーを追い難い作品になっている。もう少し単純明快な筋書きにして、大きな捻りを1つ入れるくらいが良いかなと思った。また、『互助会』や『死人』よりも『グール』という符丁を使った方がしっくり来る。

    過去を一切抹消され、新たな身分を手にした警視庁特任捜査官の『死人』たちにより組織された警察の非公式組織『互助会』が新興イスラム過激派のバイオテロ組織『三日月の剣』と闘う。

    ロシアで偶然発見された新種の鳥インフルエンザウイルスが中国組織内の裏切り者に奪われ、日本でテロ組織の手に渡ろうとする。『互助会』はテロを止められるのか、公安の裏切り者は誰なのか……

    本体価格750円
    ★★★★

    • バス好きな読書虫さん
      さらに難しくなるんですね…覚悟して挑みます!
      さらに難しくなるんですね…覚悟して挑みます!
      2021/01/15
    • バス好きな読書虫さん
      やっと2作目を読みましたが、想像以上に難解でした。
      やっと2作目を読みましたが、想像以上に難解でした。
      2021/04/08
    • ことぶきジローさん
      おおっ。読まれましたか。
      おおっ。読まれましたか。
      2021/04/08
  • シリーズ2作目。
    警察内の非公式組織「互助会」の活躍を描くシリーズだが、今作では東京で開催される国際感染症学会を巡り、複数の国際テロ組織が犯行声明を出し、「互助会」以外のいろんな組織が登場し、複雑に絡み合う。
    「互助会」自体も理解が難しいのに、さらに様々なテロ組織が出て来るので、全くの理解不能。
    登場人物が多いので、誰が味方で、誰が敵かが分からない。
    唯一分かるのは、主人公の伊藤と魔法使いぐらい。
    他のメンバーは「互助会」でさえ、理解出来ない。
    本来テロを題材にした作品は嫌いではないだけに、ここまで理解不能だったのは、自分自身で腑に落ちない。

  • 2021/06/09 72読了

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。日本大学農獣医学部卒。 『ガーディアン 新宿警察署特殊事案対策課』で第5回ネット小説大賞を受賞してデビュー。『銀狐は死なず』が第5回「書評家・細谷正充賞」を受賞。著作に『ファイアガード新宿警察署特殊事案対策課』『警視庁特任捜査官グール』『警視庁特任捜査官グール 公安のエス』 『第四トッカン 警視庁特異集団監視捜査第四班』がある。

「2022年 『武装警察 第103分署』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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