行動心理捜査官・楯岡絵麻 vs ミステリー作家・佐藤青南 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
- 宝島社 (2021年5月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784299016140
感想・レビュー・書評
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佐藤青南さん、女性だと思ってましたぁ。
そこが一番のびっくり。
なんかまた新たな敵が出来てしまった感じなんですけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
06月-10。3.0点。
楯岡絵麻シリーズ。佐藤青南のオンラインサロンの参加者が、青南を批判する人間を殺害。殺人を指示したのは佐藤青南なのか。。。
心理に精通し、一筋縄に行かない佐藤青南。ヒネリは少しだけど、まあまあ面白い。
次作から、また新たな敵か? -
このシリーズの最初はとても面白いと思って読んでいましたが、だんだん同じパターンだなと思うようになってきてしまいました。
この巻では作者が登場しますが、ただ単に同じ名前同じ職業というだけでご本人自身としての描写ではないと思いますので、そうなるとわざわざ同じ名前を使う理由が見当たらないと思いました。ファンサービスということでしょうか…?
むしろご本人を連想してしまうのに全く別のキャラクターだから読みにくかったです…。
もし限りなくご本人そのままの設定や性格などで登場するのであれば面白い試みだと思うんですが、私には響きませんでした。
次回につなげるようなラストも、「まだまだシリーズ続けるぞ〜次も読んでね〜」っていう感じに思えてしまってスッキリしなかったです。 -
シリーズ第9弾。。小説家志望のフリーターが通り魔殺人事件をおこす。宗教団体的様相を呈していた「佐藤青南」という小説家のファンが集まったオンラインサロンが浮かび上がる。殺人へ駆り立てているのは佐藤青南なのか?謎解きよりもどちらかと言えば出版業界の裏を描いている感じかな。小説家の名前が「佐藤青南」である必要性が感じられなかった。
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楯岡絵麻シリーズ9作目。本来の楯岡シリーズの主旨(趣旨かも)から外れるストーリと内容だが、著者自身を承認欲求の強いサイコパスで登場させる大胆な設定は面白い。オンラインサロンの影の主宰・広瀬を次の事件に誘うラストからも続編に期待してしまう。
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初めて読む作家さん。
キネシクスとキネシクスのバトルが面白い。
容疑者の名前をどこかで見た気がすると思ったら、作者の名前だった。それにどういう意味があるのかは、よくわからなかった。 -
約2年半振りに読んだ9作目。エンマさま、ちょっと苦戦。しかし、あるあるの話だな。本当にあるかどうかは知らんけど。そして気になるラスト・・・
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なんとなく書店で見かけたのが読むきっかけ。
手にとって「このシリーズってTVドラマでやってたな」と出演の俳優を思い出し購入。
青南作品は初めて。
作者と同名のヒールと主人公との対決!
「企画ものじゃん」という冷めた読み始め。
最初は退屈に思えたが
業界の裏話的なものを交え
実際そのように思っている作家もいるんじゃないの?と想像させられ、
いつの間にか物語は中盤から終盤へ。
読んでる気持ちも物語の展開に乗せられ、
最後のクライマックスへ。
事件解決と思ったところで次回につながるようなにおわせ。
企画に乗せられたのかもしれないが有意義であった。 -
楯岡絵麻シリーズ。
図書館でこのタイトルを見かけて、「??」となった。
佐藤青南が、楯岡絵麻シリーズに??
誰か楯岡絵麻に模した人との対談??
と、疑問符だらけ。
中身を見たら、普通の小説。
小説の佐藤青南に慣れるまで、すこし時間がかかってしまったが、中身はすごくおもしろかった!
キネシクス対キネシクス。
それは、それはかなりのハードルの高さ。
最終章で種明かしがされた時は、驚愕した。
まさか、そうくるか!!!と。
うまいなー。。。
すごい。。
そして、最後の最後。
楯岡絵麻に再び挑みに来るのか⁉︎
次回作があるならば、かなり楽しみ!!