買うと一生バカを見る投資信託 (宝島社新書)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 87
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299033765

作品紹介・あらすじ

投資初心者の人は「損しない」「元本保証」にものすごくこだわるもの。そういった知識ゼロの人が最初に手に取る仕組みになっている金融商品が「投資信託」。本書では、まず「なぜ投資信託がダメなのか」ということを説明するとともに、どんな金融商品を買ったらいいのか・いけないのか、元本割れを起こさない方法をガイドします。また「ほったらかし」「ドルコスト平均法」「35年ローン」「サラリーマン大家さん」「分散投資」「つみたて」といった金融業界が初心者を騙すための決め台詞NGワードなどを紹介しながら、「損しづらい」「そこそこの利益がとれる」ちゃんとした商品を紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は投資をせずに貯蓄をしろ、と言っている。この本を書いている頃には既に日本を含む世界のインフレが進み始めているタイミングであるのに。貯蓄は損をしないと言っているがインフレによる目減りをどう考えているのかわからない。後半部分の保険の話は共感出来たが、前半は的外れの論旨が展開されている。

  • 全般的に否定的な内容が多い、且つ リテラシーのない人が行うことを中心なため、読むに値しない。
    例えば、ドルコスト平均法を話をしているのに投資対象が日経平均で、バブル絶頂期に投資スタートする等、よくわからない。

  • 2023/10/05:読了
     誰に向けた本かと言えば、「荻原博子」を知っている年齢が高い層向けに、書かれた本なんだろうなぁと思う。
     自分のファンである厚生年金をもらっているような高年齢層が、新しいNISAとかできているけど、お金の運用どうしようか悩んでいるのを、「そんなのしなくていいから、年金と今ある貯金を大切に。」というのは、それはそれで間違ってないとは思う。

    保険も株もインデックスファンド以外の投資信託も危険というのは間違ってないと思うが、若い人が、30年から40年かけて、オルカンのようなインデックスファンドで資金運用するのは、簡単に否定していいものだとは思わない。

     若い人が、自分の生活資金を確保した上で、リスクがあるのを覚悟して、オルカンのようなインデックスファンドを買い、複利で資産を作っていくのは、資産倍増の1つの手法だと思う。

     
     
     

  • ふむ

  • 投信の話は少なめ。ドルコスト平均法の弱点が書かれている。推進派の本と合わせて読んで、バランスを取りたいところ

  • 個人的には資産運用に対してはやらないといけないと思う派。
    なのでこの本の書いてあることについては否定的なことが多かった。
    まあ、そういう考え方もあるよねと参考にはさせてもらった。

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著者プロフィール

1954年長野県生まれ。経済ジャーナリスト。難しい経済と複雑なお金の仕組みを、わかりやすく解説することに定評がある。一貫して庶民の視点で、生活に根差した独自の家計論を展開。多くの雑誌に連載を持ち、テレビ番組のコメンテーターらラジオ出演も多い。

「2016年 『荻原博子のやさしい家計簿2017』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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