歌舞伎町と貧困女子 (宝島社新書)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 191
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299034823

作品紹介・あらすじ

ベストセラー『東京貧困女子。』『悪魔の傾聴』などで話題の
ノンフィクションライター・中村淳彦、最新作!

誰も書かない歌舞伎町「セックスとカネ」のタブー

「トー横キッズ」「地下アイドル」「ホス狂い」「街娼」――
激変する“東洋一の繁華街”、最新ディープルポ!

コロナ禍の危機的状況から復活した歌舞伎町、最新ルポ! 「トー横キッズ」「地下アイドル」「ホス狂い」「街娼」「風俗嬢」「外国人売春婦」「ヤクザの妻」――貧困女子たちの生態を追い続けてきた著者が、東洋一の繁華街の裏側と貧困女子たちのリアルを明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 歌舞伎町という未知の扉の向こう側

    頂点はホスト、その下に風俗に勤める女子、最下層にはモテないおじさん。
    この構図でお金が回っているのだとか。

    今の新宿歌舞伎町になる以前から、家庭に問題がある子やグレてる子の拠り所だったけど
    現在のようにポンポン自殺が起こる街では無かったと思う。

    風俗店で初めて承認欲求が満たされたって…それはねぇ。何か出来ないのかなぁ。
    貧困女子というよりはホストにお金を使うように洗脳されてしまった女子が正しいんだと思う。

  • 歌舞伎町と貧困。
    悪循環な街。
    「貢ぐ」ために貧困に落ちていく子たちの人生が壮絶すぎる。

  • トー横キッズの実態に興味があり購入。
    でも知りたかったのは真面目に働いていても貧困から脱せない女性達の実態や原因についてだったと気づいた。
    作品のせいでは無く私の選択ミス。
    でもホストがピラミッドの頂点と知れたのは複雑だった。

  • まあまあ

  • インタビュー中心のルポタージュなのだけど、取材対象が信頼できないため、読みながら非常にモヤモヤする。
    具体的なデータの提示もほぼなく、SPAのコラムみたいな内容。
    自分はこんな世界に縁がない真面目なサラリーマンでよかった!と優越感を感じたい人向けの本。

  • 貢ぐ沼にはまっていくら稼いでも貧困に陥る過程は壮絶というか凄絶というか。

  • 闇金ウシジマくんとかアスカノとか好きだから面白かった。ここまでアウトローな人たち知るとわたし全然王道ルートじゃんってなる。

  • 取材大変だっただろうな。すごく面白かった

  • 読み物エッセイとして面白い
    歌舞伎町の世界は奥が深いなと

  • タイトルが間違ってると思った。貧困女子じゃない。風俗や売春、パパ活して金持ちだよ。
    普通の会社員よりも。
    頭、思想は貧困だ。

    貢ぐって気持ちがよく分からない。
    手持ちのお金が足りないから風俗やろう!売春やろう!って考えちゃうのがどうも分からない。
    我慢しよう、ってならないんだね。

    家族とのエピソードがあったけど、信じられないクソ親もいるんだな…

    この本読んでそこら辺の若い子が皆んな体売ってるように見えるようになった。よくない。

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著者プロフィール

1972年生まれ。ノンフィクションライター。AV女優や風俗、介護などの現場をフィールドワークとして取材・執筆を続ける。貧困化する日本の現実を可視化するために、さまざまな過酷な現場の話にひたすら耳を傾け続けている。『東京貧困女子。』(東洋経済新報社)はニュース本屋大賞ノンフィクション本大賞ノミネートされた。著書に『新型コロナと貧困女子』(宝島新書)、『日本の貧困女子』(SB新書)、『職業としてのAV女優』『ルポ中年童貞』(幻冬舎新書)など多数がある。また『名前のない女たち』シリーズは劇場映画化もされている。

「2020年 『日本が壊れる前に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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