コロナ利権の真相 (宝島社新書)

  • 宝島社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299036155

作品紹介・あらすじ

恐怖と自粛の茶番で
儲けたのは誰だ?

2022年までに日本政府が投じたコロナ対策予算は約104兆円。東日本大震災の復興予算が約32兆円だったことを考えれば「異次元」とも言える規模だ。もちろん、適切な使い方によって救われた国民や事業者は多かったはずで潤沢な予算は大いに役に立っただろう。だが、社会も政治も混乱した状況で組まれた予算は精査されたものだったのか? 血税を食い物にした人間はいなかったのか? 「コロナと金」の不可解な実態に迫った――。

感想・レビュー・書評

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  • コロナ禍で旅行会社が実際は儲かっていたということを知っているだろうか?
    本書ではそのカラクリがわかる。

    東日本大震災の復興予算は10年間で32兆円なのに対し、コロナ対策に充てられた国家予算は104兆円。
    この金の全内幕を知りたい人は読むべし。

  • ●コロナ対策に当てられた国家予算は3年間104兆円。東日本大震災では10年間で約32兆円だからいかに巨額であるかがわかる。
    ●ワクチン接種のアルバイト。会場リーダー医師は12〜18万。もちろん日当。予算はインフルエンザの倍の単価。
    ●副反応疑いが25,892件、死亡1,908件。接種後もコロナ死者数は増加。
    ●男女の出会いが減って、婚姻数の減少につながり、少子高齢化の進行が早まる。ステイホームにより足腰が弱ってしまった人が増加し、これからの健康寿命が縮んでいく。
    ●観光業はこの2年間で、おおよそ35兆円もの稼ぎを失った。ルックワールドの日通旅行が廃業。
    ●大手旅行会社の知られざるビジネス。集団接種会場や職域接種会場の運営に関わった。大手旅行会社は政府による救済策で救われた。
    ●ファイザーはワクチンの売り上げのおかげで8位からトップの座に返り咲いた。CEOは34億の報酬。共同開発をしていたドイツのビオンテック社は最終利益は昨年比で686倍。
    ●有効期限を延長しても、政府が調達したワクチンを4割も使いきれず、廃棄が相次いでいる。接種率は摂取回数を重ねることに落ちている。
    ●日本政府がファイザーと、実際にどんな契約を交わしたかは、公開されていない以上知る由も無いが、例えば他国で締結された契約書を見てみると、損害賠償の費用を政府が負担するなどが盛り込まれている。
    ● 2020年度、一般病院には、コロナ関連の補助金が平均2億3700万円支払われており、本来赤字だったところ、平均1300万円の黒字になったと言う。
    ●持続化給付金。サービスデザイン推進協議会は669億で受託、95.9%を電通に丸投げ状態。幽霊会社でも務まる。また電通は9次下請けまで回している。電通やパソナによる中抜きシステムとなった。
    ●無料検査場では、検査を受けた人に500円の商品券が配られていた。中には9回も受けた人がいた。
    ●ココアのアプリ。虹郎上からパーソルプロセス&テクノロジー社へ随意契約の3億9千万円で発注された。といっても、工程管理だけして後は全部再委託。本来2分の1以上は自分のところでするべきなのに94%が再委託。

  • 新型コロナで儲かったのは誰?という素朴な疑問を調べてみたら。。という内容。意外と驚きます❗2年間で1年分の国家予算をつぎ込んだようです。儲かった方々はぜひ消費で還元してもらおたいものです。

  • 税金を食い物にする構図がはっきり見えてきた。

    あの東日本大震災の復興予算が10年で32兆円規模。
    それが3年間でコロナ対策に充てられた国家予算が104兆円に上ると言う。しかも国会の審議を経ずに内閣が思うままに使える予備費が12兆円(事後報告)で、うち使途不明が11兆円もあるという報道もあったらしい。

    アベノマスク、感染が起きている中でのGO TO キャンペーン、到底売り上げが大して無さそうな飲食店にも一律の過度な協力金等、忘れかけていた不条理への憤りが甦ってきた。
    病院もコロナ患者用と称してベッドを確保し、実際は患者を受け入れず補助金をせしめる。PCR検査や検査場も過度な補助金で成り立っていたようだ。
    まんまと濡れ手に粟で大金を得た人は、一生コロナが続くことを願っていたとも言う。

    大切なのは、国民がこのことを知ることと、政府はしっかりと総括する事。
    (どちらも出来そうもないのだが)

  • 普段から切れ味鋭い鳥集氏の面目躍如な1冊。
    既に良識あるジャーナリストのSNSでも周知な事実もあったがこれほどまでに腐敗してるのかと思わせる事実もあった。
    事実に向き合おうとせず無作為の罪の政治家を選んだ国民にも一石を投じる良書。
    そんな政治家を選ばない為にも我々国民が情報を精査し自ら考えていかねば!!

  • とんでもないことになってます。
    国民が知らなければならないと思う。

  • ★★★★★
    今月4冊目
    これは反ワクとか反コロとかそんなの抜きにして税金がどの様に使われてきたのか政府や企業の金を追った本。
    凄いね、東日本の復興が10年で30億に対してコロナ2年で104兆。国民1人辺り80万位上を負担している。で、そこで無駄金いくらになるのか。
    困って潰れる人がいる一方、利権でバカ儲けしてる奴らがいる。
    実態を知って驚愕した。赤字病院が黒字になったり、潰れないのかと思っていた旅行会社はなんとワクチン接種会場に関わって大幅な黒字化。それも大手。
    廃棄のワクチンはどんどん廃棄期間を伸ばして打たせようとする。なんせ1人8回打つ計算で買っているから。
    テレビで偉い人が言っている事って殆ど利権だろ、でなきゃ即5類にしてるわ。尾身も一体いくら儲けてるんだ。

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著者プロフィール

ジャーナリスト

「2017年 『ワクチンで子どもは守れるか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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