半導体戦争! 中国敗北後の日本と世界

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 36
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299047595

作品紹介・あらすじ

現在、半導体は国家戦略の要となっています。その半導体を巡って、アメリカと中国が激しい対立をしています。中国はアメリカの経済制裁で、半導体の調達にも支障をきたしている状況です。しかし、半導体の国産化を推し進める中国は、5年後、10年後を見据えて、新たな開発に入っています。今後、すべてのIT関連は巨大なデータベースが必要になり、半導体のナノ化だけでなく、巨大な土地が必要になります。中国はその点、広大な土地を持ち、太陽光発電も膨大な規模で進めています。中国は、次の次を狙って力を蓄えています。そのような中、日本はどうなるのか。新しくできた半導体の新会社ラピダスはどうなるのか。著者の宮崎氏は中国ウォッチャーでもあり、1980年から始まったアメリカの半導体を巡る日本バッシングも経験しています。その宮崎氏による、半導体戦争の今後を予言する一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 半導体戦争とのタイトルで手に取ったものの、内容的にはかなり期待外れ。理由は以下のとおり。
    ①何より誤字脱字が多すぎて読む気が失せてしまう。本当に校閲されたの?これだけ多いと論理の説得力も怪しく感じてしまった。校閲って大切だなと改めて感じた。
    ②海外企業と日本企業を取り違えていたり、致命的な事実誤認も散見。適当に書いてるとしか思えない。
    ③章立て、構成と実際の文章構成が明らかにおかしい点も多々ある。筆者の色々な場での発言や論説を継ぎ接ぎしたのか?と思う。一冊の本としては論理的に繋がっていないし、各章として全くまとまっていない。筆者の主張もピンとこない。例えば、一章「半導体の技術首位は台湾のTSMCである」は明らかに標題と内容が一致しない。これ、筆者が章の表題考えてる?
    仕事の必要性から、半導体やサプライチェーン関係の本を数冊読んでいるが、断トツで出来が悪く、モヤモヤ感ばかりが残る残念な本でした。おすすめできません。

  • 2024/02/23:読了
     半導体とAI生成の話が、あっちこっちに飛びちらかしていて、なおかつ、どれが中国敗北後なのか、よくわからなかった。
     半導体の最先端技術を中国に渡さないようアメリカがしても、中国はスパイや抜け穴から技術を盗む。
     それじゃ中国敗北しないじゃんと思った。

  • 日本頑張って欲しい!
    とは思うけど、ちょっと遅すぎ感あるよね(汗)

    アメリカの植民地である以上、日本は言われるがままやけど、あまりにもアメリカのやり方が『行き当たりばったり』なのが、なんとも、、、

    中国はそれにめげない根性があるし、好きじゃないけど戦略もしっかりと練っている。

    これからどうなるか分からないけど、いち地球人としては争いない世の中になって欲しいなぁ。

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著者プロフィール

一九四六年生まれ。東京工業大学理工学部卒業。新潟大学名誉教授(情報工学)・工学博士。現在、新潟大学発ベンチャーとして創業した株式会社ラングテックの代表取締役社長として、コンピュータによる文の意味理解の研究、高品質な日英翻訳ソフトや使いやすい英語学習支援ツールの研究開発など自然言語処理の基礎研究から応用研究に至る幅広い活動に取り組んでいる。著書に『日本語語彙大系』(共著、岩波書店)、『言語過程説の探求 第三巻 自然言語処理への展開』(共著、明石書店)など。

「2023年 『言語本質論と個別言語分析』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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