『おもろさうし』と琉球文学

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  • Amazon.co.jp ・本 (780ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784305705037

作品紹介・あらすじ

琉球文学の、その総体としての姿は、どのように明らかにできるか。

季節によっては台湾の山陰を臨むことができるという与那国島から奄美大島以南までの、琉球孤の島々で話される言語(琉球語・琉球方言)によって表現された琉球文学を、『おもろさうし』を中心に論じていく。
もうひとつの日本語による琉球文学を、これから日本文学の中にどのように定位していくのか。琉球文学の一方的な模索ではなく、本土日本文学からもその道を探らねばならない。これからの琉球文学研究の方向性を指し示す、希望に満ちあふれた書。

ここからはじまる、琉球文学論。

著者プロフィール

1954年生まれ。立正大学文学部教授。専門は琉球文学・琉球文化史。
著書・編著に『『おもろさうし』と琉球文学』(笠間書院、2010年)、『琉球文学の歴史叙述』(勉誠出版、2015年)、『おもろさうし研究(立正大学文学部学術叢書3)』(角川文化振興財団、2017年)、『琉球船漂着者の「聞書」世界 『大島筆記』翻刻と研究(叢書・沖縄を知る)』(勉誠出版、2020年)、『おもろさうし選詳解』(文学通信、2023年)など。

「2024年 『琉球文学の展望』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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