本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784305705518
作品紹介・あらすじ
日朝双方の記録の誤読。意図的な改変、改竄。
娯楽としての戦争物語。ステレオタイプな悪人像--。
東アジアの国際戦争についての記憶の変遷は、我々に何を語るのか?
秀吉の朝鮮攻略である【文禄・慶長の役[日本]/壬辰倭乱[韓国]】は、江戸時代から日清戦争にいたるまで、どのように日本と韓国で語り継がれてきたのか。
この戦争の言説の中心となった、軍記・軍書の実態を整理・俯瞰し、史学・思想・絵画・演劇・近代小説といった多様な分野との関連・影響・展開を視野に入れ検討する。現在もなお、日韓関係に影を落とす、秀吉の戦争についての記憶の根拠を発掘していく。
民族主義の前提を問い直し、歴史解釈の共有の可能性を探る書。日本と韓国の軍記研究者による共同執筆。
全2件中 1 - 2件を表示