相模 (コレクション日本歌人選 9)

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  • 笠間書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784305706096

作品紹介・あらすじ

うたの森に、ようこそ。
柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の第6回配本、相模です。

相模の恋には、みずからの情熱をわきからじっと凝視する別の心があり、それに夢中になることを欲しながら、一方ではそうなりきれぬ思いがある。自分を突き放して傍観する態度である。——森本元子

相模 Sagami
宇治の関白頼通時代に、一品宮(いっぽんのみや)脩子内親王の女房として才能を開化させた。『百人一首』に「恨みわび干(ほ)さぬ袖だにあるものを」という妖艶な歌を残す。武人源頼光の娘といわれるが、詳しくは不明。橘則長と離縁後、相模守大江公資(きんより)と再婚したが、次第に夫と離反。その才に魅せられた藤原定頼に言い寄られたこともあった。その後宮廷世界に入って多くの歌合に参加、能因・源経信・範永らに伍して活躍、後拾遺集時代の花として輝いた。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

* 1960年神奈川県生。
* 横浜国立大学大学院修士課程修了。
* 現在 相模女子大学学芸学部教授。
* 主要著書
和歌文学大系20『賀茂保憲女集/赤染衛門集/清少納言集/紫式部集/藤三位集』(明治書院)
『日本の作家100人 和泉式部 人と文学』(勉誠出版)

「2011年 『相模』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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