西行 (コレクション日本歌人選 48)

著者 : 橋本美香

• 笠間書院 (2012年10月5日発売)

作品紹介・あらすじ

うたの森に、ようこそ。
柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の、西行です。

花と月に思いを託して歌い
後世に多くの伝説を残した、
自由な境地に遊ぶ歌僧。

西行（さいぎょう）
二十三という若さで重代の武士の家を捨てて出家、熊野での修行や、京都や伊勢などに草庵を営むかたわら、二度の奥州旅行や四国行脚を敢行した僧歌人。生涯、桜と月を愛した旅の歌人としても知られ、その数奇の境涯から生みだした自在奔放な実感にあふれる多くの歌を、『山家集』以下の家集に残し、和歌と宗教のおのずからの融合を実践した。能因を思慕し、また後世の宗祇や芭蕉から追慕されるなど、その闊達自在な歌を愛好する文人は多く、今なおその跡を絶たない。

感想・レビュー・書評

[Pompeiiさんの感想 · 2021年10月3日]

2021/10/1

[のっぴさんの感想 · 2018年8月16日]

仕事関係で図書館で借りる。
西行の和歌が紹介されている図書。読書案内もあり。正直な気持ちが出ている歌が多かった。西行の歌が自分の好みであることを知った。

[城西大学水田記念図書館さんの感想 · 2014年8月12日]

新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、2階開架 請求記号：911.108//Ko79//48

著者プロフィール

岡山県生。ノートルダム清心女子大学大学院博士課程修了。博士（文学）。現在　川崎医科大学准教授。主要論文「漂泊する心」（「清心語文」）「『山家集』「恋百十首」の独自性」（「ノートルダム清心女子大学開設十周年記念論文集」）

「2012年 『西行』 で使われていた紹介文から引用しています。」