スターハウス　戦後昭和の団地遺産

著者 : 志岐祐一 川崎直宏 古林眞哉 岡辺重雄

制作 : 海老澤模奈人 

• 鹿島出版会 (2023年11月7日発売)

作品紹介・あらすじ

戦後日本の住宅団地で建設されたY字形のユニークな平面形状をもつスターハウスの記録。

感想・レビュー・書評

[あがりさんの感想 · 2023年12月19日]

スターハウスとかＹ字ハウスとか呼ばれる、独特の形状を持った建物についてのエトセトラ。
団地して存在。

その歴史。戦後の住宅不足の解消、燃えない住宅の必要性。そのためRC造の集合住宅が必要だった。効率上は直方体構造が良いが、狭小な土地にはスターハウスが適する。また飾り的な意味。

スターハウスについて網羅されている。

読了90分

著者プロフィール

志岐祐一（しき・ゆういち）
1966年鹿児島県生まれ。東京都立大学工学部建築工学科卒業。ベル・コムーネ研究所などを経て現在は日東設計事務所。関東学院大学非常勤講師。歴史的建造物の調査、移築、展示、アーカイブなどを行う。主な業務に、UR都市機構集合住宅歴史館、江戸東京博物館、たてもの園の特別展、深川東京モダン館の展示など。主な著書に『奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅』（王国社、2010）、『世界一美しい団地図鑑』（エクスナレッジ、2012）など。

「2018年 『四谷コーポラス』 で使われていた紹介文から引用しています。」