- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784306052284
作品紹介・あらすじ
本書は、ギリシャ・ローマ以来の建築史の中からアーバン・デザインに重要な功績を残した15人を取り上げ、ダイアグラムの概念を使って、通史的に表れ方を考察する。都市デザインに関心をもつ学生・一般の方へのよき入門書。
感想・レビュー・書評
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[出典]
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後半はまだ読んでないけど、オースマンは、都市改造を技術として捉えた、という記述と、ドラッカーの指摘する仕事の変化が同じだと感じた。都市に対する見方の変化が指摘された。そうです。なるほど。フランソワーズ・ショエ「近代都市」。
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「都市デザインに関心をもつ学生・一般の方へのよき入門書。」と言うように西洋の都市デザインを学ぶにはいい本だと思う。題名が「都市デザインの系譜」とあるが、ダイアグラムを使って時代と地域の系譜を描いているが都市デザインの歴史としては表層的な所がある。
扱っている人物は、ペリクリス(ギリシャ)からバーナード・チュミまで西洋の都市デザインに影響を与えた人物の概説書と言っていい内容になっていて、人物のデザイン理論をわかりやすく説明していると思う。しかし、相田武文氏や土屋和男氏という建築家の興味から来る現代的視点からの解説なので偏りがあると言われても仕方ないかも。
ケヴィン・リンチからバーナード・チュミまで、現在活躍中の人物の解説も書かれていて現代の都市デザインに興味ある人には入門書としてお勧め出来る内容。
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、ギリシャ・ローマ以来の建築史の中からアーバン・デザインに重要な功績を残した15人を取り上げ、ダイアグラムの概念を使って、通史的に表れ方を考察する。都市デザインに関心をもつ学生・一般の方へのよき入門書。
ケヴィン・リンチからバーナード・チュミまでの現在活躍中の人物も解説してるので興味ある人にはいい入門書といっていい。
内容(「MARC」データベースより)
ギリシャ、ローマ以来の建築史の中からアーバン・デザインに重要な功績を残した15人を取り上げ、ダイアグラムの概念を使い、通史的な現れ方を考察。都市デザインに関心をもつ学生や一般の人向けの入門書。〈ソフトカバー〉
目次
序 ダイアグラムとして描かれた都市
1 ペリクレス
2 カエサル
3 ブルネレスキ
4 シクストゥス五世
5 ルイ一四世
6 オースマン
7 ハワード
8 ガルニエ
9 ル・コルビュジエ
10 ロックフェラー・ジュニア
11 リンチ
12 ヴェンチューリ
13 アレグザンダー
14 ロウ
15 チュミ -
09.09.09 図書館にて。
1996年発行
都市計画や都市設計、都市デザインにまつわる提言をした主要人物を取り上げ、
ダイアグラム的にそれらを紹介し、まとめることが本書の意義。
ダイアグラム的とは、文章のように線的にまとめるのではなく、
どこからでもアクセスでき、意味解釈が多様な状態とするという意味。
p18-19の都市デザイン人物系譜図は主要な人物を網羅しており、実用的。
09.10.04 購入。
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都市史上の思想について大雑把に把握しておきたい人に最適な入門書。紀元前500年から近代まで、2500年にわたる都市史の旅をこの一冊でできてしまう。この本にでてくる人、建築、都市ぐらいは知っておかなければてけないのだろう。きっと。特に近代の部分は、それぞれの人が書いた本をつまみぐいできるので、これを読んだあと興味を持った人の本を読む、みたいな使い方も良いかも。