小樽運河ものがたり

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  • 鹿島出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784306094031

作品紹介・あらすじ

大正12年に完成した小樽運河は、戦後の港湾整備と自動車交通によって衰退し、昭和40年代になると小樽運河を埋め立て、道路として整備する方針が小樽市により打ち出された。これに対し運河の保存運動が全国規模で高まった。市側は当初の全面埋立て計画を見直し、運河の半分の幅を残す構想案(現在のもの)を提示した。全面保存を求める保存派と意見が折り合わないまま、昭和58年に埋立て工事が着手され、昭和61年には小樽臨港線が開通した。運河沿いには「小樽運河ふれあいの散歩道」が整備され、現在の観光名所となっている。

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著者プロフィール

京都市生まれ。都新聞記者を経て捜索活動に入る。『むろまち』でデビュー、『全国みちの駅』など、代表作『インクライン物語』は第1回土木学会文学賞を受賞。風土工学デザイン研究所理事長、国土交通省審議会員などを歴任。

「2004年 『野洲川物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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