- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784307101691
作品紹介・あらすじ
身体診察のコツとテクニックを漫画で解説。症候別のストーリーで「どんなときに、どの身体診察をすべきか」がわかる! すべての医療従事者におすすめ。
あらすじ.都立品川医療センター 総合診療科に配属した研修医の原田智恵と井村太郎。看護師 上原美沙子、指導医 徳田安春とともにさまざまな主訴の患者に対応する。その中で身体診察の大切さと極意を学んでいく。涙あり、笑いあり、フィジカルの達人になるための登竜門マンガ
感想・レビュー・書評
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昨年は「フィジカルを学び直して、普段の診療や研修指導で実践したい」と意気込んでいたんですが、なかなか初期研修レベルを超えた本を自発的に読み進めるのが難しく(時間的余裕が無いと優先順位が下がってしまう)、せめて初級編でもなにか一冊は今年中に読み終えようと思って買いました。
表紙を見ればわかるように、漫画で学べる身体診察の本です。
マンガなので薄っぺらい内容かとおもいきや、意外としっかり書いてあります。
臨床的なセッティングごとに、重要な項目や組み合わせ方、流れや検査との関係など変わってくるのでシチュエーションと絡めて展開しているのはとてもわかりやすいですね。
また、視診というか見た目が重要な場面や、言葉だけ知っていてもやり方がわかりにくい診察なども、マンガだと伝わりやすいなと思いました。
紹介されている身体診察(病歴聴取法も載ってます)は決して上級者向けでなく、初期研修が終わるまでには普通に知っていてほしいレベルのものなので、学生〜初期研修医が主な対象読者でしょうか。
初期研修でフィジカルを教えてくれる指導医や、一緒に勉強する同期、H&Pできちんと診断していく文化などがない環境にいた後期研修医がこっそり勉強し直すためにも気楽でいいかと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(増田)マンガなのでさらっと読めます。買うまではないけど、大事なpearlが盛り込まれてるので一度は目を通すといいかも。