- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309015330
感想・レビュー・書評
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行く前に若いおへんろさんはどうゆう格好で、どうゆう人がいるんだろうと知りたくて購入。参考になりました。行ってきた後もペラペラ開いてお遍路の空気感を懐かしんでます。
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いつかお遍路さんやってみたいんす。
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四国遍路を回っている人について色々書いてあります。
なぜ遍路をするのか?歩いている人の数だけ答えがあることが分かりました。進路について迷っている人にお勧めの本です。遍路に行きたくなるかもしれないぜ。 -
88巡礼、しようかな。
歩きで。 -
四国のお遍路を回っている若者に対するインタビューがメインの本。
供養のために回っている人もいれば
旅感覚の人もいて様々だが
それぞれがそれぞれなりの理由で
お遍路という巡礼に取り組んでいる。
お遍路の醍醐味は歩いての巡礼にあるらしく
それはいろんな人のインタビューから垣間見える。
ミイラ取りがミイラになるごとく
小林キユウ自身も歩いてしまったところに
お遍路の魅力は集約されているかもしれない。
最終的に4回に分けた取材のうちの3回目だけを歩いたのだが
4回目の取材で再び車を使ってしまった時の
著者自身の心情などを語った部分は
非常に共感が持てたし
お遍路に関して書きながら
人生について書いているかのようだった。
また、四国はお遍路さんに対して
接待という施しをする習慣があるらしいのだが
そういう文化が育まれているせいか
非常に温かく優しい印象を受けた。
東京ではまったくといっていいほど感じない
人と人との繋がりの温かさのようなものがあるらしい。
ただ、それは文章で雰囲気は伝わってくるものの
実際に体験しないと分からないんだろうな
と強く思わせる本でした。
お遍路、僕も区切り打ちで行ってみようかな・・・。