夏が逝く瞬間

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309017020

作品紹介・あらすじ

まだ戦後の混沌が冷めやらぬ昭和三十年代半ば、琵琶湖湖東の中学生で、お仕着せの民主主義になじめない硬派少年・隼人は、一回り以上年上の、音楽教師でテニス部を指導する香織と出逢い、互いに魅かれあった。周囲の抵抗のなか、ふたりが望んだものは…。

感想・レビュー・書評

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  • 昭和21年生まれの滋賀県・近江の当時の中学生の風情があらわされた爽やかな作品である。
    28歳の女性音楽教師と15歳の硬派の男子中学生との出逢いを抒情溢れるタッチで描いている。
    まさに夏が逝く瞬間(とき)でした。

  • 彦根などを舞台とした作品です。

  • ★★★★★

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著者プロフィール

原田伊織(はらだ・いおり)
作家。京都伏見生まれ。大阪外国語大学卒。2005年私小説『夏が逝く瞬間(とき)』(河出書房新社)で作家デビュー。『明治維新という過ち』(毎日ワンズ)が歴史書としては異例の大ヒット作となり、出版界に明治維新ブームの火をつけた。「明治維新三部作」として、『明治維新という過ち』『列強の侵略を防いだ幕臣たち』『虚像の西郷隆盛 虚構の明治150年』(共に講談社文庫)がある。その他の著書に『官賊に恭順せず 新撰組土方歳三という生き方』(KADOKAWA)、『明治維新 司馬史観という過ち』(悟空出版)、『消された「徳川近代」明治日本の欺瞞』(小学館)、『日本人が知らされてこなかった江戸』『知ってはいけない明治維新の真実』(共にSB新書)など。雑誌「時空旅人」に『語り継がれなかった徳川近代』を連載中。

「2021年 『昭和という過ち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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